っ……!危ないなんて言えた口かよ……!
ぐぐっ……!
(刺さる寸前で相手の手首をつかんで何とか食い止める……
危ないと言っている割には、こちらへの殺意がむき出しであり、いずれにしても相手は誰であろうと手にかけることに躊躇いがないことが伺える……)
お前、生徒だよな……?敵の仲間なのか……?
>>111
生徒「……いた゛ぃ……たず……げ………………」
(生徒は必死に相手に訴えかけるが、その言葉が最期の言葉となった……
焦点の合っていない目を開けたまま、血の涙を流し、真っ赤に染まった輝きを失った瞳が相手を見つめる……)
>>111
>>112武亮
晶「そう思うならそうなんじゃないか?」
(薄ら笑いを浮かべ曖昧に告げると、相手の押す力を利用しようとして。背負い投げでもしてやるつもりらしく、一気にその体制をとった )
希「!!」
( 思わず悲鳴が出そうになるのを必死に飲み込む。そっと瞼を閉じさせると、額を合わせ「ごめんなさい」と呟いた。脳裏にこびりついた生徒の最期の表情、言葉。再度恐怖を覚えたようで、逃げるように徐ろに立ち上がると部屋を出るため身を翻しながら弱音を吐く )
希「一体いつまでこんなこと……!!」