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女王エルゼ
「!!!」
花火を楽しみにして、自分の野望について語って上機嫌になっていたところに、自分を家臣達の前で馬鹿にしたような発言をされると驚くものの、直ぐに腹のそこからマグマのように怒りが込み上げて来る。
女王エルゼ
「よくもこの私に恥をかかせてくれたわね!」
あろうことか、この玉座の間には多数の家臣や兵士達がいる。
そんな中で馬鹿にされるような発言を見逃せばそのまま統率や士気が乱れてしまう上に、元々小柄で幼くして王位についていた事から影では貶されていると考えていたのもあって、顔を真っ赤にして怒る。
ソルジュ「落ち着いてお聞きください、女王様・・・・・いいですか?戦争というものは、一時的に快進撃が続いていたとしても、いずれ必ず崩れます、その時に備えてのお覚悟は女王様は勿論おあみなのですよね?」
(顔を真っ赤にしながら憤怒するエルゼに対して、ソルジュは落ち着くように言うと、続けて戦争というものが後に残すデメリットについて話し始める・・・・・
自分がしたことは、必ずいつか自分へと返ってくる、その時の覚悟はできているのかどうか、ソルジュは問いかける・・・・・)
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