不意に目を見張り、少し焦ったようにドッグタグを握りなおしてプレートの部分を見る。
「……………これ…GPSのチップが埋め込まれてる……まずいな……場所がバレてる。」
バッとユスタスの方へ振り返り、厳しい表情でGPSの存在を告げる。
「この子を連れて来てから時間がそれなりに経ってる。急いで離れたほうがいい。」
治療器具を素早く仕舞いながら手首を切り付け、万が一のために窓のすぐ側に隠しておいた鴉の死体に血液を入れる。
むくりと歪に起き上がり、飛び上がった鴉にドッグタグを握らして窓から反対の方向に飛ばす。
「……僕は逃げるつもりだけど、君はどうする?」
【お返事遅れてしまいすみません!私としてはどんどん絡んでいただきたいのでお願いします!】
>>101〜108
ユスタス「・・・・・俺は大丈夫だ、それよりお前もここから逃げるよりも近くに隠れてろ、ここから逃げたところでどこから何が襲ってくるかもわからん」
(恐らくチップは吸血鬼狩りの仲間同士今どこにいるかを確認するための物か、それとももっと別の何かか、いずれにしてもどこに敵対者がいるかもわからない現状ではここから逃げるのは非常にまずい・・・・・
ユスタスはとりあえず近くに隠れているように忠告する)
>>112
【 お返事遅れてしまってすみません。返信しますね、 】
そこにいるのはわかっています
( 嘘。ほんとはいないかもしれないって少し思ってる。うらぶれたアパートの、ドアをこんこん。ノックして穏やかな声色で言葉をかけていく。この瞬間にも、どんどん離れていく光に不安を感じながら。でも、この先から声が聞こえたのも確かだから )
仲間を返していただけますか
>>112-116 ユスタスさん、シャルルさん