>>147
奏
「うん、貴方は確か……演劇部の苺谷さんだよね?今日はどうしたの?」
ペンを走らせる音と、紙を捲る音だけが静寂を切り裂く唯一の音になっていたところ、扉が開いたことで、作業をしていた手を止めて顔を上げる
生徒会役員以外の者がこの部屋に入ってくる事は珍しく、その珍しく入ってくる者は直談判しに来たか、何か要望があるからかのどちらかでしか無いため、どちらが来ても良いように優しく温和な笑みをして迎え入れて
【ありがとうございます〜】
(おずおずと生徒会室内へ入ると持っていたポスターで口元を隠し。温和に迎い入れられてもなお緊張するようで、視線を右へ左へ泳がせてからそっとポスターを差し出す。何度か吸って吐いてを繰り返してから漸く声を出して。)
... ぽ 、ポスターの掲示許可をいただきたくて
>>148 奏ちゃん
...
(生徒会室前でなかなかノックができずにいて。眼鏡をかければ少しは緊張せずに済むかもしれないと思い、金縁眼鏡をそっと掛けるが相手の存在には未だ気付いておらず。)
( / ありがとうございます !)
>>149 透くん
あっ 、ご 、ごめんね
(よろける様子に慌てて支えるように手を添えて。相手の代わりに扉を開けると、最初に見えた大きな本棚に一瞬目を奪われるが首を振り。おろおろと挙動不審になりながらも書類を置くと付箋にメモ書きを残して。)
これで大丈夫 、かな 。... ごめんね凛虎くん 、やっぱり中の本半分くらい持つよ
>>150 凛虎くん