>>71
>明らかに異質な物体や50機もの数だと迷い無く撃ち落としてしまうかと。
そーかな? 低空で飛来するその正体不明ドローンの射線延長線上に民間漁船群が居たとしてもためらわないかな?
つか、そもそも海自のイージス艦や護衛艦のレーダー感度って、通常はどこまで小型の飛来物対応で設定されているのかな?
ファランクスは海鳥やらトビウオにまで反応しちゃうのかな?
>そーかな? 低空で飛来するその正体不明ドローンの射線延長線上に民間漁船群が居たとしてもためらわないかな?
ミサイルと違い、弾頭には推進機も羽も付いていないので、放物線を描いて飛びます。
さらに主砲や特にファランクスは高い位置に取り付けてあり上から撃ち下ろす形になりますので、
よっぽど民間漁船群と近くない限りは低空の標的に当たらずとも水面へ着弾します。
また、イージス艦は移動できるので、射線はいかようにもコントロールできますし、
主砲の近接信管の弾頭を使えば、ドローンの近くで弾頭が炸裂するので
後方の民間漁船群まで砲弾が飛んでいくと言うのは無いです。
何なら調査と称してヘリを飛ばして、ヘリの風圧で叩き落とします。
>つか、そもそも海自のイージス艦や護衛艦のレーダー感度って、通常はどこまで小型の飛来物対応で設定されているのかな?
軍事情報なので本当の性能は非公開です。
けれど戦闘機の画像で検索して見てみてください。
搭載されているミサイルは想像以上に小さく細いです。
今でこそF15ストライクイーグルの様な大型でパワフルな双発機が在り、
F14から大型大重量の長距離型ミサイルが運用可能となっていますが、
それ以前は、弾頭の重さや誘導できる距離も短かったので
中距離〜短距離ミサイルが主で、大きくは在りません。
特に現代のステルス機では機体内にミサイルを格納する関係上
大型のミサイルは搭載できず、中小型ミサイルが主武器ですので
当然中小型ミサイルを感知できるだけの性能を持たせてあります。
もちろんペンシルロケットまで小さな物ははじかれると思いますが、
そこまで小さいと当然ながら射程も短く、近づかないといけないので
そうなればキャリアー本体を狙って撃ち落とす事になります。
また、潜水艦の潜望鏡にも反応するので
水面ギリギリで飛ぼうがレーダーは反応します。しかし
レーダーを監視している人の能力によっては見過ごしてしまうでしょう。
>ファランクスは海鳥やらトビウオにまで反応しちゃうのかな?
ファランクスは自身の発射したマッハ3以上で飛翔する20o弾頭をレーダーで捉えて
目標の追尾のデータとして活用するので、直径2センチ、マッハ3の飛翔物にも反応します。
実際は水しぶきにすら反応するのでトビウオも補足が可能です。
しかし水面にも波のうねりにさえも反応するので識別は困難です。
なので実際はフィルターで排除してしまうので反応はしないでしょう。
そう言うレーダによる識別の難しい標的に狙いを付けるために
光学サイトも搭載しており、映像解析とレーダーの両方を使って
ボートなどの水上物(水面ギリギリの標的)に対しても射撃が可能です。
ただし、ファランクスはスナイパーライフルの様な狙撃精度は在りません。
毎秒50-75発(最大100発)ほどの連射力で、とにかく
数撃ちゃ当たる作戦なので弾の消費が激しいです。
こんなだから鈍足なドローン一機撃ち落とすのにも
距離によっては100〜200発ほど消費すると予測されます。
なので50機のドローンに特攻されたなら計3000発の弾倉なんて
あっという間に使い果たしてしまうので、私が艦長ならECMを使いつつ逃げます。