_ 忘れ者学園 。

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248:サンカレア◆C.:2018/12/03(月) 20:44

>>247 ブランシェット

ん......残念だな。

(手渡された青薔薇をじっと見つめると、独りっ子の方を向く。深い青色の双眸を、何故だか直視することができずに、僅かに目を逸らす。)

............はい、りっこ、青薔薇を君にあげる、「不可能」なんて花言葉もあるけど、皮肉みたいだよな。...愛、してるよ。

(嗚呼、僕はちゃんと笑えているかのだろうか。独りっ子の青い瞳を見ると、泣いてしまいそうで怖いんだ。僕に彼女を愛する資格はあるのか。そんなことばかり思っては、ぎこちなく笑う。ふと突然にあの時のことを思い出してしまい、酷く泣きそうな顔をしている。)


サンカレア◆C.:2018/12/03(月) 20:45 [返信]

(ブランシェット&独りっ子宛でおけ。間違った。)


独りっ子◆z6:2018/12/03(月) 21:16 [返信]



>>248 サンカレア

 ふと、此方に話を振られ、サンカレアの方へ目を向ければ、途切れ途切れに言葉を紡ぐ相手。表情も、向けられた青いバラも気に喰わず、溜息を吐く。自身の人差し指を少し歯で切り、その血を自身の包帯につければ、瞬く間に其れを真っ赤な包装を施された箱に入る、99個の赤い薔薇へと変える。宙に幾つかの花弁が舞うのも気にせず、それを相手の前に置けば、目も合わせず、視線を落としたまま漸く口を開く。

「 … 私は貴方の若しかしたらあった人生は存じていても、過去は知りませんから。でも、その花は私宛のものではない。 」

 そうきっぱりと告げ、青い薔薇を相手の手から奪い、赤い薔薇の真ん中に差し込む。そして、ゆっくりと箱ごと花を相手に近づける。

「 99本の薔薇の意味、100本の薔薇の意味、また__…なんて、存じてますよね。私ではなく、渡したい人、居るはずですよ 」

 そう言って薄っすらと笑えば、それ以上何かをいうこともなく、視線も逸らすことなく、急かさずにただサンカレアの言葉を次に見せる動きを、見逃すことないように待っている。

 


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