>>54
「……………
(、、、ひぃ〜…おっかさぁーん…)
怪物の気配が目を閉じていても肌の感覚に飛び込んでくる
そこにもそこにもあそこにも、十分に怖がれるほど怪物は居た
(怖いよ怖いよお助け〜…はぁ、なんで一応人間に近い私がこんな事にぃ)
冷や汗が、すごい
>>56
……!
(不敵な笑みを浮かべていたが、突然ふらふらと膝をつくと悔しそうに舌打ちをする)
…お目覚めかい…?『ヴァイス』君…
…分かった。『還す』よ…
けれど、忘れてくれるなよ…!この『体』は…あくまでも僕の『器』でしか無いことを…ね…!
…?あれ…?なんで…ぼく、おうちに…!
月舟さんは…?
(意識を失い目覚めると、見慣れた我が家の廊下で困惑するが
、恩人の姿が見当たらず慌てて屋敷の中を捜索し始める)