>>13
「っ!?やっ、やだ、やだやだやだぁっ!」
空から降り注ぐ矢の雨から必死に逃げる、どうしてこうなった、としか言えない、仕事が遅くなったからだ、うわーんもう二度とあの仕事とらない!!!
「っ、す、すーたぁんっ、どこぉ…っ!」
半泣きになりながらも求めている人の名を呼ぶ、『あーいうの』は、彼の仕事だ
キィェゥ! ウジャァァ!!
[ザザザザッ!___シャォッ!]
( 襲来の軽い脚が見逃す筈もない
あられもなく逃げ惑う者へ向かっては
奇声の怒号を上げ追い回す小妖が幾匹! )
>>17
「っ!」
(どこからか聞こえる大事な大事なあのこの声。どうか無事でいてくれよ。と思いながら倒していく。キリがない数に舌打ちをしながら両手で刀をふるう。早く行かなければ失くしてしまう…。あらかた片付いたその場所をみて残りの妖魔を惹き付けながら向かうは彼女の声のする方へ)
「普段ならもうちょっと丁寧に相手をしてあげられたのですが…俺にも優先順位というものがありますので」