[勝利と笑顔が知っている]
2.１０ヶ月って……
「翼ーっ！そこだ！」
私、中塚美里は浜田中学校バスケ部のマネージャーです。
一年生の頃の６月に「美貌の美門」こと美門翼にバスケ部に誘われて、『マネージャー』って形で入ったんだけど………
＿＿ﾋﾟｰｰｯ！＿＿
その試合終了の合図と共にバスケ部の皆が、まるで空気でも抜いたかのようにグッタリする。
試合の結果は…
「そこまでっ！37-22で○○中学の勝ち！」
うちの中学の負け。
「またかよ……」
「いつ勝てんのかねぇ…」
と、部員の皆が声を漏らす。
「だ、大丈夫！いつかは勝てるって！」
「中塚さんが入ってくる前と学校休んでる日は余裕で勝ってるけどね」
ケッと言うようにそんなことを言ってくるのは、三年生で私と同じ、バスケ部マネージャーの藤原かりん先輩。
私に比べてすごく可愛いし女の子って感じのする…だけど私は苦手かな…
「確かに…あの美門がいるのに負けるようになったのはちょうど中塚が入ってきた辺りだったような…？」
ちょちょちょちょ先生！？
何言ってくれてるの！？やめて！？
「そ、そんなわけないですからっ！」
そう言って私はバスケ部の皆の方へかけていった。
「み、みんなーっ！お疲r…「痛ってぇ！」れぇぇ!?」
ビックリして声のした方を見るとバスケ部の佐藤君の頭にパスの練習をしていた相手の中学校の生徒が投げたボールが直撃していた…。
「………中塚さん、呪われてるんじゃない？」
……私が入ってからの１０ヶ月…試合で勝ったの見たことない…。
もしかしてホントに＿＿＿＿＿
「私のせい……？」
〜1から読んでない人へ〜
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>>338二人っきりの…
>>345呪い…？何言ってんの…
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>>383やっちゃおっか♪
ここへ
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>>305１０ヶ月って…
>>318しばくぞお前？
>>326二人っきりの…
>>338呪い？なに言って…？
>>345靴紐……!?
>>368やっちゃおっか♪
>>383人間、気合いっ！
>>478１日で終わるとか弱っ！
サルっちへ！
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