[勝利と笑顔が知っている]
9.１日で終わるとか弱っ！
「中塚さん、ちょっといい？」
学校について翼にスニーカー渡して喜ばれて自分の席ついた時の一言目がこれ……
内心【はぁ？】って感じ。
声を掛けてきたのは、よく翼の追っかけしてる子達。
よくバスケ部の練習中に体育館に来て翼を見ながらキャーキャー騒ぐもんだからあんまりこの子達は好きじゃないんだ。
でも行かないと面倒な事になりそ…
「いいけど……」
「元々あんたに選択権はないから。ついてきて。」
(じゃあ何で『ちょっといい？』なんて聞いたの…)と思いながらもその子達についていった。
教室を出て、玄関も過ぎ、外に出て、連れてこられたのは体育館裏だった。
「こんな所で何すんの？」
そう私が聞くと、
「あんたさぁ、昨日ツバサと帰ってた
よね？」
あぁ…見られてたんだ…ヤバいな…
「あんたとツバサってどうゆう関係な訳？まさか付き合ったりしてないよね。」
そんなんじゃないけど……
「付き合ってないから。用件はそれだけ？」
正直もう教室戻りたい………
「はぁぁっ!?何その態度！」
「調子のってんじゃねーよ！」
うっるさいなぁ………
「まぁまぁ皆〜。落ち着きなって〜」
そう言ったのは、同じクラスの佐田真理子って子。
私や翼の1-Aのクラスで今、女子のボス的存在なんだ。
「でも…っ…！」
「そうだよ、何でとめるの？」
まさか、助けてくれるとか？
「ﾊﾊｯ、だってさぁ〜？まず中塚さんに状況説明してあげなきゃ可哀想じゃん？」
『可哀想』なんて絶対に思ってないような口調で佐田真理子が言った。
「えーっとぉ、中塚さんはぁ、ウチらのツバサと一緒に帰ったよねぇ？」
やたらと語尾を引きずって佐田真理子は私にそう聞いてきた。
っていうか『ウチらのツバサ』って何ですか……
「…帰ったけど、それが何？一緒に帰っちゃダメな訳？」
「あのさぁ？ウチらには〜ツバサに関して誰も抜けがけしちゃいけないってルールがあんのぉ〜。だからさぁ、あんたみたいなぁ、例外がいると困るんだよねぇ？」
はぁ…？
「だからぁ、今後あんたみたいなのが出ないよーにぃ、見せしめとしてあんたをいじめまーすっ！」
頭大丈夫ですか？って言ってやりたい…という感情を抑えつつ
「私にとっては、あなた達からいじめられなくちゃいけない理由が理解できないんだけど。」
と、思っている事を話す。
すると佐田真理子を除く女子達がまた
ギャーギャー騒いできた。
んで、私が冷たい目で見ていたらその内声も小さくなっていき、ついには
気まずい空気がただよった。
そこで佐田真理子が「とにかく」と
前置きし私にこう言ってきたんだ。
「ウチらにとって、あんたは『最低』なやつなの。」
………最低？
「あのさ…」
怒りがこみあげてきて、自分でも恐ろしいくらいにドスのきいた声で口を開いた。
「最低…？何言ってんの？勝手にルール作られて一緒に帰っただけでいじめられるってどうゆうこと？」
程々で止めなくちゃいけない、とは思うけどどうしても怒りが収まらない。女子達も驚いてるし…
「あなた達が翼のことをとやかく言うのは納得できない。…それに」
私は思いっきり睨みをきかせこう言った。
「具体的にどんなルールがあるのかなんて私は知らないし、知ろうとも思わない。もし知っていてもあなた達の勝手な考え方に付き合ってそのルールを守ろうとも思わない。佐田さんさ、私に対して『最低』て言ってきたけど、
自分達の都合でいじめを正当化しようとしてるあなた達の方がよっぽど最低じゃないの？」
私がいい終えた後に沈黙が広がる。
このままでいるのも嫌だし
「じゃ、私行くから。もう二度とくだんないこと言わないで。」
と残して教室へ向かった。
__なんともいえない複雑な気持ちで__
>>478長ぁっ！書いてる内にこんなに長く…駄作者のくせにすいません…
>>478私が真面目な話をする時の口調に似てる…！
ニヤニヤが止まんないっ(=∀=)
いえーい！実際以上にカッコよく書いてくれてありがと！
>>479長くていいじゃん！
しかも全然駄作じゃないし♪
>>480レズゥ…？Σ(・□・；)
>>484ありがと！
>>485私、もう治ったしーw
ここへ
>>294プロローグ
>>305１０ヶ月って…
>>318しばくぞお前？
>>326二人っきりの…
>>338呪い？なに言って…？
>>345靴紐……!?
>>368やっちゃおっか♪
>>383人間、気合いっ！
>>478１日で終わるとか弱っ！
サルっちへ！
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