>>360の続き(*´▽`*)
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「大鏡は知っている」
放『立花彩さん、立花彩さん、お電話です。至急、事務室まで来てください。
繰り返します。立花彩さん、立花彩さん、お電話です。至急、事務室まで来てください。』
また呼び出し〜。
前にも呼び出されたじゃん。
今度は誰から電話?
若「おい、アーヤ。電話みたいだぞ、行って来い。」
彩「うん。」
そう言ってカフェテリアを出た。
*
彩「失礼します・・・。」
事「立花さん?お母さんからよ。」
またぁ。
そう思いながら受話器を受け取る。
マ『彩、大鏡は美術館に戻ってきたみたい。』
彩「ふぇっ!?」
マ『変な声出さないでよ。さっき美術館から電話があったのよ。まだ
鑑定はしていないけど、大きさも重さも正確だったから美術館が本物と言っているわ。』
彩「鑑定しないの?」
マ『分からない。で、彩、ママは美術館でインタビューがあるから行くわね。
じゃあ。』
📞『プツン』
電話、一方的に切られちゃった。
でもなんで一回盗んだのに返してきたんだろう。
捕まるのが嫌だったのかな?
そんなことを考えていたら、気づいたらカフェテリアについていた。
黒「アーヤ、どうしたの、ボーっとしちゃって。熱でもあるの?」
そう言うなり黒木君は私のおでこに手を当てる。
はははははは恥ずかしいっ!
私はうつむき、耳まで真っ赤になる。
若「くぅ〜ろぉ〜きぃ〜。」
なんか若武が怒ってる。
私がいない間に何かあったのかな?
上「黒木!立花からその手を離せ!今すぐだ!」
小「そうだよ黒木、ずるいよ。」
翼「一人だけいい格好しちゃって。俺にもやらせろ。」
ミナサンナゼソンナニオイカリナノデスカ?
トッテモコワイデス。
黒「しょうがないな〜。」
そして黒木君はやっとおでこから手を離してくれた。
はー。
良かったでも…。
若武たちが黒木君を取り囲んでいる。
なんか言い合ってるみたいだけど聞こえないや。
っていうか、カフェテリアにいる人が、こっちを見ている。
うわぁ、明らかに迷惑だよね。
となると、私がやることは一つ。
深ぁ〜く息を吸ってぇ・・・
彩「や、やめなさ―いっ!」
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>>415の続き(*´ω`*)
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「大鏡は知っている」
あの後、若武達を叱って、無事会議に戻った。
若「で、アーヤ。さっきの電話の内容、なんだったんだ?」
あ、そうそう、そのことなんだよね。
彩「大鏡が美術館に戻ってきたんだって。」
上「それ、おかしくないか。」
私もそう思う。
若「どこがおかしいんだ?俺たちKZにばれるのが怖くなって逃げただけだろう。」
そんな訳ないっ!もう、バカ武っ!
小「若武、そんな訳ないでしょ。だってばれるのが怖かったら最初から盗まないでしょ。」
彩「小塚君の意見に賛成。」
黒「俺も。」
翼「右に同じ。」
上「俺もそう思うな。ということで5対1、若武の負けだ。」
上杉君はにやりと笑った。
若「チッ。」
小「ねぇ、いっそのこと、もう一回美術館に行ってみない?鏡も見れるし、美術館の人に
話を聞けるし。アーヤ、招待券もう一回使えるでしょ?」
彩「使えるよ。」
若「小塚、そいつはいいな。賛成の者は手をあげろ。」
私は手をあげた。
周りを見たら、全員が手をあげていた。
若「よし、決まりだな。じゃあ、次の土曜日の10時に美術館前な。解散!」
解散した。
またみんなでお出かけできる。
楽しみだな〜。
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短めですが、今回は終わりです(*^▽^*)