【飛び込んだ少女は知っている】
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>>167:8,謎の光
>>199:9,優しそうで意志の強そうな 女の子
>>202:10,アーヤの家
>>240:11,国民的アイドル
『Ami be feuille』
12,Ami de feuilleの歴史
つぼみは、アイドルらしくポーズを撮って決めている。
アーヤは、カメラでつぼみ…愛称つぼみんを撮っている。
『Ami de feuille』は、初め私と七星のふたりグループだった。
だから、愛称は似ていて、私はりさっち。
七星がななっち。
リーダーとかは決めてなくて、仲良しの双子なんて言われたり、女優の仕事も、ふたりでやったりしていた。
でも、葉っぱ天国っていう、インターネットの世界にふたりで目覚めた。
そして、KZが好きなこともあり、あるスレに入ったら、多くの子と仲良くなり、グループを作ったってわけ。
あ、私とななっちのふたりの時は、
『Best friend』(ベストフレンド)ってグループ名だった。
でも、葉っぱ友達、葉友という意味の『Ami de feuille』になったってことなんだ。
このグループのリーダーは、私。
葉っぱ天国の、KZのスレのスレ主だからリーダーになった。
もちろんだけど、プロデュースは私だよ!
「りさっちが真ん中で、いつもの並び方で並んでください!」
アーヤの要望に、みんな並ぶ。
そして、写真をいっぱい撮る。
アイドルって、やっぱり楽しいな♪
ピンポーン
「アーヤ?」
「ごめんね。ちょっと。」
アーヤが一階に降り、ちょっとすると、私たちの大好きなっ!
『KZだぁ〜〜〜!』
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続きは、KZメンバーがアーヤの家に来たと言う設定で!
【飛び込んだ少女は知っている】
>>199:9,優しそうで意志の強そうな女の子
>>202:10,アーヤの家
>>240:11,国民的アイドル『Ami be feuille』
>>247:12,『Ami de feuille』の歴史
13,泣きそう&恥ずかしい
【KZだぁ〜〜〜!】
会えるなんて思ってなかった!
嬉しすぎて、わたし泣きそうかも……!
「初めまして!『Ami be feuille』のリーダー、りさっちです!以後、お見知りおきを!」
りさっちがリーダーらしく、先陣をきって挨拶!
カッコいいっ!!ぱちぱちぱち!!
「はい、じゃあ次はななっちね」
やっぱり鬼っっ!!!
心の準備できてないって!
「……っは、初めましてっ!ええっと、りっ、りさっちと同じく『Ami be feuille』の上咲七星です…じゃなくて!な、なななっちですっ……!」
なんとか言えたかなぁ?
と、思ったその時。
「ななっち、『な』が一つ多いよ……」
りさっちに言われたミス。
……ひあぁぁぁぁ!!!
恥ずかしいよっっ!!
なんか……わたし、笑われてない?
真っ赤な顔で前を見ると、KZメンバーが笑いを押し殺しているところで。
「わっ、笑いたかったら、笑ってください……」
勇気を振り絞ってそう言うと、前だけではなく、後ろからも笑い声が……。
あぁもう、わたしってば壊滅的なくらい、アイドルに向いてないよ……。
人見知りだし、感情を表に出すのが苦手だし、歌とか踊りとか写真とか本当に恥ずかしいし、体もあんまり丈夫じゃなくて……むしろ弱いし!
「りさっち…、わたしもうダメだよ……」
「ななっち!笑ってごめんね。挫けないで!」
りさっちの優しさが身に染みる……。
でもね……無理なものは、無理なん……、
「別に、それも七星のいいとこなんじゃね?」
…………?!?!?!
う……ううう上杉くんが……、慰めてくれたっ?!
ちょっと、なんか色んな意味で泣きそう&恥ずかしいっ!!!
『飛び込んだ少女たちは知っている』
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>>202:10,アーヤの家
>>240:11,国民的アイドル『Ami de feuille』
>>247:12,『Ami de feuille』の歴史
>>252:13,泣きそう&恥ずかしい
14,恋愛感
うわっ!
ななっちが好きな上杉君に、あんなこと言われるなんて〜!
一種の恋愛法かも!
「な〜に、りさっち。ななっちが羨ましいみたいだ。」
翼っ!
何言ってるの!
恥ずかしい以外ないじゃないの。
もう。
ここの世界どうかなってる!
藤本先生、時を飛ばしてえ〜!
「りさっち、アーヤ。ちょっと来てくれない?」
ななっち、ど、どうしたの?
アーヤも、Ami de feuilleのななっちに手を引っ張られて嬉しそう。
「ねえ、アーヤ!上杉君って好きな人いるのっ?」
「私もいいかな?翼って好きな人とかいる?」
……。。。
りさっち:もしかして、ななっち上杉君好きっ?
ななっち:えええ!翼のこと好きなの?りさっち!
続きよろ!
続き、書くよ!
【飛び込んだ少女たちは知っている】
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>>247:12,『Ami de feuille』の歴史
>>252:13,泣きそう&恥ずかしい
>>256:14,恋愛感
15,タイミング悪い!
ひゃ〜!
りさっちって、翼のことが好きなんだ〜!
【アーヤ、教えてっ!】
そして、アーヤが口を開きかけた時。
__RRRRR__RRRRR
「あっ、ごめん!うちの電話だ!」
……タイミング、悪い……。
アーヤがパタパタと家電に駆け寄って、受話器を取る。
「はい、立花です。……あっ、はい、こんにちは。……はい、そうなんですか……。わかりました。すみません、すぐ向かいますね。失礼します」
ん?誰だろ??
「りさっち、ななっち、つぼみん、なむちゃん!」
【はいぃっ!?】
電話が終わったアーヤが急にわたしたちの名前を呼んだものだから、みんな揃って変な返事になっちゃった。
「……っど、どぉしたの?」
「あのね、今の電話、Ami de feuilleのマネージャー・佐久さんからで。これから、ライブがあるのに来ないから、連れてきて、って言われちゃった」
【らららららライブぅぅっっ?!?!?!】
またしても変な返し方。笑っちゃうよ。
「ん。だから、行こ!急いでっ!」
「嘘でしょ?ライブとか無理に決まってんじゃん!」
「ホントだよっ!わたしなんか、あがっちゃって何にも出来ないよ……!」
「急すぎ!大体、ライブって何をやるのよ?」
「Ami de feuilleの歌とかあんのかな?知らないけど」
うあぁぁ〜〜〜っっ!!!
どーしよーっ!無理だよぉぉぉ!!!!!
そして、わたしたちは、黒木くんがいつの間にか呼んでくれていた黒木くん家のリムジンに乗って、会場まで連れて行かされたのだった。
続き、よろしくネ!