>>132
大人萃香
「まさか他の奴の手を借りるのは不本意だが、何時までも人間ごときになめられるのは癪に触るからな、今回で完全に潰す。お前もそのためにせいぜい頑張ってくれよ?」
魔咲美に向けて伸ばした鎖が彼女の体を巻き取ると、そのまま軽々と自分の元まで引き寄せて彼女を抱えて自身の根城がある妖怪の山に向かって立ち去ろうとする。
魔咲美「一人の人間相手にそこまでするなんて、よっぽどすることがないんだな」
(友人が潰されそうになっているのに、せいぜい頑張ってくれと言われると言い返してやろうと思ったのか、強力な力を持つ鬼が仲間を呼んでまでたった一人の人間相手にここまでするということは、よほどやることがないかまってちゃんなのかと鋭い言葉を放つ・・・・・)
>>133