>>134
大人萃香
「あっはっは!威勢のいい奴は嫌いじゃない。」
大人萃香
「だけど言っただろ?人間ごときになめられるのは癪に触るってな?」
《ゴオッ》
魔咲美を拘束している鎖を握る右手とは異なり空手の左手で自分の顔を覆って豪快に笑うものの、直ぐ様肌を刺すような鋭い針のような殺気を放ちながら鎖を握った右手を振るい、魔咲美を家の外にまで叩き付けようとする。
がごっ・・・・・!
魔咲美「がっ・・・・・!?」
(本気ではないとは思うものの、やはり鬼の力、全身を鉄の板に叩きつけられたような凄まじい激痛が走る・・・・・
鬼がちょっと力を出しただけで、人間なんて脆いものだ、しかもそれが複数人で初代巫女を相手にしようとしている辺り、お遊びなんかではなく本気であるということが改めて伺える・・・・・)
>>135