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初代巫女
「何って…見ての通り、妖怪退治をしただけよ。」
巫女は牛鬼にトドメは刺さず、初代巫女が地上に降りると、牛鬼はそのまま森の奥へと逃げて行く。
退治と言ってもその圧倒的な力で撃退するだけに留めており、妖怪と言うだけで完全にその存在を消し去るような事はしないと言うことがわかる。
初代巫女
「集落の人間じゃないって事はアンタも私と同じ集落外の人間と言うこと?」
この辺りでは数十人規模しか無いとはいえ、集落が最大の場所であるため、そこから外れた自分のような者を"集落外の人間"と呼んでおり、相手もそうなのかと再び問いかける。
魔咲美「まぁ・・・・・そういうことになるが・・・・・って、まずそもそもアンタは人間なのか・・・・・?」
(体格差があり過ぎる牛鬼を相手に、自分が到着した時点でもう既に赤子の手をひねるかのように簡単に倒してしまっていたことから、魔咲美は相手が人間なのかどうかを疑っている・・・・・
「私はこの森の奥の方に住んでいる魔女だが、アンタはこの森以外に住んでいる集落外のやつってことか?」)
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