>>6の続き
″コウガッ!!″
ロトム……待っててくれ…!!
*
「な、何事ロト!?」
『ロトムー!!』
「サ、サトシ!!助かったロトー!!」
『また来たか、スカル団…』
「YOYO!珍しいの持ってんじゃないスか。」
「せめて、コイツは取るっスよ!」
「俺も…t『カキ、ここは俺に任せてくれ…』…わかった。」
『サンキュー。よし、行くぞ!ゲッコウガ!!』
「コウガ!」
俺とケッコウガが戦うのは、とても久しぶりで、あれがちゃんとできるかもわからない…だけど、みんなを守るためには、これしかないんだ……!!
~コウガ!~
『俺たちはもっともっと強く!!行くぞ!!』
『うおおぉぉぉー!!!!』「コウガアアアァァァー!!!」
「「「「「な、何が起きているの!?/いるんだ!?/いるんですか!?」」」」」
俺が拳を握りしめていたとき、ゲッコウガも同じことをしていて、そして、俺とゲッコウガはシンクロして、周りの水が巨大な水しゅりけんになっていた。そして俺のような目つきをしている。
「何だあれは…!?」
「Z技でも、カロス地方にあるメガシンカでもなさそうですね…」
周りのみんなは俺とゲッコウガの絆のチカラを知らずに驚いていた。
「なんスか?あれは!?」
「でも、取り敢えず殺ればいいんスよ」
「行くっス!!」
9匹のポケモンは、ゲッコウガの目の前に技をぶつけようとしていたが……
『かわせっ!!』
「コウッ!」
そんなものは全く当たらない。
「早い…」
「サトシとゲッコウガが何か似てる……」
『これが、俺たちの全力だ!!ゲッコウガ!!水しゅりけん!!!!!』
「コーウガーッ!!!」
9匹のポケモンは巨大水しゅりけんに命中し目を回して倒れていた。
「凄いよ!サトシ___!!」
「お、覚えていろっス!!」
スカル団は逃げて行き、ゲッコウガも元の姿に戻っていた。そして、久しぶりの全力で俺とゲッコウガは疲れていた。
「サトシ、大丈夫ですか?」
『あぁ、これくらい平気さ。』
俺とゲッコウガは肩を組んでなんとか立っていられた。
「サトシ、さっきのは何だったロト?」
『あれは、キズナ現象という奴だ。』
「Z技とは少し違っていたな。」
『そうみたいだな……俺とゲッコウガの絆でなったのが、さっきのキズナ現象なんだ』
「理解不能理解不能」
>>7の続き
「ねぇ、それってみんなもなるの!?」
『多分ムリだと思うな。100年前に1回それっぽいことがあったというのはあったけど……』
「本当に理解できないロト」
俺だってどう言えばいいのか分かんないや…
『とにかく、うおぉぉぉー!!って感じで…』
「擬音で分からないロト」
*
ククイ博士の家に着いたとき、俺はゲッコウガに俺の仲間を紹介する。
モンスターボールから、モクローとイワンコを出した。
『ゲッコウガ、これが俺の仲間のモクローとイワンコだ。イワンコ、モクロー、こっちはカロス地方で一緒に旅をしたゲッコウガだ。』
「ワンワン!!」
「クロー!」
「コウガ!」
ゲッコウガはモクローに握手をし、イワンコには頭を撫でた。
『あー、俺もやるー!!』
「ワンワン♪」
『いててててて!!本当、イワンコはすぐにじゃれつくよな。まあ、これが喜んでいる証拠だから、痛くても我慢するけどな』
「…コウ」
ゲッコウガは、俺を見て、呆れていたようだった。
「やっぱり、サトシは凄いですね。」
『そうか?ってそう言えばリーリエは何でここにいるんだ?家族とか心配しているだろう?』
俺がリーリエに声を掛けるとリーリエはへこんでいた。リーリエは衝撃的な発言をしてきた。