@4.鋭い勘の良さ
昼休みになって弁当も食べてから、急いで先輩がいるところに行った。
理科室に居る可能性があるって思って覗いてみたら、中浜先輩がやっぱり居た!
「中浜先輩入っても良いですか?」
先輩は理科室っていうより科学室かな?
その道具を使っているまんまこっちを振り向いた。
「何か様か、有村」
私は一瞬部活を作っているかって聞きに来たことを、忘れてしまいちょっと焦った。
「え,えっと秀達に聞いて部活を作っているってことを…?」
「まだ本格でもないんだけど、今のところオッケーして貰えるかなんだよな…」
そうなんだって思っていると、先輩が「やっぱり気になったんだなぁ、コイツら」って言うから私は先輩を上目遣いで見て言う。
「へっ、どうしたんですか?」
そう答えたら先輩が差す指を見て仰天してしまった!!
「秀に学が何故いるのよ!?」
まあ予想はしていたんだけど、困ったなぁ……
ニヤニヤしていたのは、やっぱり邪魔するってことだったんだ……
>>8と>>9順番が逆になってしまったけど@のストーリーの数字逆になっただけなので,読んで下さい