【結衣の実話小説】*普通以上なんて望まない*

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5:結衣◆Sk:2019/02/03(日) 15:13



一学期、自分は特別だと思っていた。
二学期、特別なんてないと知った。
三学期、普通が一番いいと思えた。

  


結衣◆Sk:2019/02/06(水) 00:54 [返信]

>>5の続きから

「未来ってかわいいよね〜♪」

来たこれ……私が一番苦手な言葉。

私、相場未来[アイバミク]11歳、小学六年生。
正直、自分は特別だと思っている。
かわいいってよく言われるし、
頭がいいともよく言われる。
自惚れだってわかってるけどね。

そして本題に戻ると、私の一番苦手な言葉が「かわいいよね」。
うらやましいと思う人もいるかも知れないけど、正直反応に困る。
妹の未理なら笑って「ありがと〜♪」ですませるんだろうけど。
私にはそんな高等技術使えないよ。

だから笑って曖昧に「そんなことないよ〜!!」って誤魔化しておいた。

双子の妹の未理は、私とは全然違う。
明るくて、いつも元気で笑っていて、
いつでも友達に囲まれているような。
私はいつも真面目そうな堅苦しい感じの空気が漂っていると思う。
特定の友達は出来ず、いつも話しかけてくる子と適当に過ごしている。

これが、普通だと思っていた小学六年生、春___


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