【】
>>44間違えましたっすみません
【処刑少女】
ある日 少女は罰せられ
処刑台の上に立っていた
少女は怒り狂う民達なんてどうでもよさそうに
少し口元を 緩ませ 刃が首を通るのを待っていて
刃が通った瞬間 彼女は赤い椿の花弁
美しく花弁は舞い降り 人々を驚かせた
少女は処刑の前に 考えていた事がある
「愛しい少年にさよならを」
処刑少女も恋をして 揺れる白い雲さえ彼女を裏切る
愛しい少年は少女をただ見ていた
椿のような彼女を見つめ見つめ
気づけば少年は口内に
塩の様な味がした