>>33の続き
館の主
突如口開く
お前のせいで
文字が幾つか
鳥になった
友が消えた
償って貰おう
猫は云う
問いと答えが
合っていない
館の主は云った
知った事では無い
再び静かになった
不思議の館
館の主は薄ら笑みを浮かべる
友が増えたと
そして新たに漂う文字は
「猫」「赤」「黒」「皮」「臓」
(作者より)
>>32−>>33−>>35の題名は
「文字館 好奇猫」
>>73−>>74−>>75の題名は
「文字館 愚ノ冒険者」
“しりぃず”みたいな物ですね
第弐部
>>32>>33 『文字館 好奇猫』
>>37>>38
『七人岬 罪数』
>>42
『御伽語 何方葛』(舌切雀)