自分のことを知ってもらうのってなんだか恥ずかしいねえ ( むむ,えへ) でも、なんとか大丈夫だったみたいで安心したよ ( ふぅ )
了解しました ( 敬礼、!) ではでは、さっそく初回投下しますね ( ふんす )
絡みにくかったらごめんなさい、!( 両手ぱちん、)
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… 、誰か住んでるかな
( 閑散とした森の中を、歩く歩く。家を飛び出し、宛もなく只管走るなんて、なんて愚かなことをしてしまったのだろうと後悔するが今更帰るつもりは毛頭ない。今は透けてしまって見えない足をただ前に進めることしかできないのだと、一日中動き回ったことで棒のようになってしまった足を無理矢理動かし進んで。然し、暫く歩いても現れるのは大きな木に生い茂る草、これからのことに対する漠然とした不安に襲われ傍に立つ木に凭れ掛かると、下がってしまった視線だけでも上にあげて。するとそこには、ひっそりと、然し確かな存在感を持ち佇む屋敷の姿。漂う荘厳な雰囲気に思わず息を呑むと、淡い期待を胸に再びゆっくりと歩き始めて。安心する為に絞り出した声は自分が思っていたよりも霞んでしまっていて、小さく笑を零し。 )
>>9 ユキくん
そうですネぇ、( しみじみ )
しかし お互いを知ルことで キズナ
というものは深まるのですから、これからもっといろんなコトを教えてくださいネ、 ( へらり )
…!……絡みにくいのかの字もありませン( あわわ )
秒針のように自分の知らない言葉が出てきまス( ひええ/辞書ぴら )
いやはや言葉選びがなんて素敵なノでしょウ
背後がときめいていまス…… ( きゅん )
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こんにち八、ミルクティー色のお嬢さん。
( また今日も、屋敷の扉を開ける。…やはり見る景色は変わらない。畝る木々、生い茂る草、片隅にある小さな泉、そして射し込む、一筋の光。その光は心做しか、変わらない今日にうんざりしている彼を嘲笑うかのように、照らしているようにも見える。‘ 結局今日も変わりませンでしたネ ‘ はぁ、とまた今日も溜息をつけば、一心同体ともいえるその蔦、何か昨日と違うような気がして。うーん?と顔の前に持ってきて、よく目を凝らしてみると、ぼやけて見えなかった遠くにピントが合って。見えたのは彼と同じ、人。視力は良いとはいえない性分、彼女の足が透けていることには気づかないまま、てくてくと、ばれないように近寄ってみて。やはり人だ。声をかけるつもりなんてなかったけど、彼女のその笑みに、惹かれるように。気づけば彼女の目の前に立っていて。ここまで近づいても透ける足には気づかない。手に持つ、あたたかいミルクティーの入ったマグカップをそっとさしだして。 )
>>10 さよさん