次の日には、ぷ○ぷ○を起動して、楽しんでいた。
『…♪♪♪らんらんらんらん♪』
「楽しそうだな……」
「そうね……」
私はゲームに夢中になっていて分からなかったけど、家族は私を暖かい目で見守ってくれていた。
*
ところが…翌日……
『お父さん、お母さん……?』
家族の姿はなかった…。
私が目の前にあったのは、朝食が置いてあっただけだった………。
『お父さんとお母さん……私を1人にするなんて……許せないっ!!!!』
私はストレスを発散するためにリモコンを持ち、テレビの電源をつけた。
丁度ニュースが流れていたので私はニュースを見ることにした。
「次のニュースです。今さっき入ったニュースです。」
『今…さっき……!?』
私は警戒してニュースを聴く。
「このデパートで火事が起こりました。」
『…っ!!』
私は今のニュースを見て、驚きつつ、冷や汗を流す。
「今は、消防隊員が消化s…」
プツン
私はテレビの電源を切ってドアの扉を「バーーーン!!」と開けて、全速力で走って行く。
*
『お父さん……お母さん……!!私を1人にしないで………!!!!』
>>522の続き
私が来ていたときのデパーは全焼目前だった。
私は中に入ろうとする。
「お嬢ちゃん駄目だよ!!」
『離して!!お父さんとお母さんを助けるの!!!』
私が叫ぶとペンダントが輝き出し、時が止まった。
『…そうか、このペンダント…願いを叶えてくれるんだ…。』
私はペンダントを握りしめて中へと入る。
その時には時が再び動き出す。
*
『ゴホッ!!ゴホッ!!』
いっ、一酸化炭素を吸わないようにしないと……!!
「…フフフ、これで一歩近づいた…。」
……!?
私は、そばに隠れて見た。
そこにいたのは、私にそっくりだった。
私は『嘘!?』と声を出してしまい、気づかれる。
「誰!?……なんだ、あなたなのね…。」
『あなた誰よ!』
「私は…あなたから、生まれた存在…。」
ど、どういうこと!?
「フフ…、キミは消えて貰うよ…。私の願いは…………………だから。」
『な、何!?ぐあっ!!!』
私は何だったのか聞き出したかったけど、既に遅かった。
私はお腹から触手のような物からチカラを吸いとられていた。
その時の彼女の目は血のような赤い目をしていた。
『あ……あっ………。』
バタン
私は倒れていて意識も完全に失ってしまった。
「フフフフフ……また、会えるかな、そのときには、キミは暴走することを祈ってるよ。」
*
『ということがあって……』
「そうだったんだ……」
私が会話をしていた頃には私の能力でロックを解除していた。
「さあ、次に向かいましょう。」
「あぁ。」