怪盗レッドのオリジナル小説書いてみます!(4)

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267:黄緑◆veI:2016/06/13(月) 14:54 ID:IR6

>>260の続き(=゚ω゚)ノ

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「謎 〜アスカ一人の救出作戦〜」


再び廃校に着いた。

門をくぐり、地図を見る。

ア「今度は、【特別管理部屋】に行ってみようかな。」

地図を見ながら、歩き出した。

途中で警備員にあったが指弾でしのぎ、特別管理部屋に着いた。

カチャカチャカチャ。

ア「うん?あかないな。」

アスカは方法を変えることにした。

特別管理部屋の丈夫そうな鉄の扉から少し離れ、一気に走り、体当たりした。

バキッ!ドカドカバキッ!ガチャン!

ア「ふぅ〜。開いた開いた。案外もろかったね。」  

破片を端の方にまとめて置き、部屋に入った。

そこには手足を縛られ、驚きのあまり目を丸くした、ケイがいた。

ア「ケイっ!」

ケ「・・・・・・・・・・・珍獣アスカ。来たのか。その頭でよく来れたな。」

ア「💢」

ケ「・・・ごめん。だけどどうしてここまで来れたんだ?」

ア「警備員から地図を奪ったの。」

ケ「ご愁傷さまです、警備員さん。」

ア「何?」

ケ「なんでもない。」

ア「それよりケイって縄抜けできないの?」

ケ「できない。」

ア「しょうがないな〜。」

アスカはケイに縛ってあるロープをほどいた。

ア「ケイはなぜここにいるの?なぜ一人なの?」

ケ「特別管理部屋は一人一部屋なんだ。僕のほかにも父さんとおじさんが

 特別管理部屋にいるそうだ。」

ア「どこの特別管理部屋?」

ケ「地図、貸せ。」

ケイはアスカから地図を奪うと、アスカに作りの説明をした。

ア「ふ〜ん。よくわからないけど隣の二部屋にお父さんたちがいるのね。」

ケ「そう。でも鍵は僕でも開けられない。」

ア「大丈夫、体当たりで開くから。」

ケ「・・・・・・・・・・・・・・・」

ア「なんで黙っちゃうの?行こうよ、早く!」

ケ「あ、ああぁぁ!」

ケイはアスカに引っ張られて、特別管理部屋に行った。

   *

水「う、ううん?」

実「水夏!」

美「良かった。目が覚めたみたいね。」

水「ここは?」

美「アスカの家。あなたはもう救出されたのよ。」

水「誰に?」

実「アスカ。」

美「今はまた救出に行っているわ。うまくできているかしら・・・。」

   *

ア「ケイっ!ケイも体当たり手伝ってね!」

ケ「あ、あぁ・・・・。」

アスカとケイは、二つ目の特別管理部屋に着いた。

また、体当たりで扉を開けるつもりらしい。

ア「よしっ、せーのッ!」

ドカーン!バキバキッ、ガチャン!

また派手な音を立てて扉が壊れた。

扉の奥には圭一郎がいた。

ケ「父さん!」

圭「あ、ケイとアスカちゃんじゃないか。」

ア「ふぅ〜、扉を壊すのきっもちぃ〜。」

圭「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

ケ「おじさんは?」

圭「あぁ、兄さんは超特別管理部屋だ。たぶん扉はアスカちゃんの体当たりでは開かない。」

ア「そんなぁ・・・。」

ケ「じゃあアスカ、扉を分解するか。」

ア「どうやって?」

ケイはポケットからこまごましたものをたくさん出した。

ケ「これを合体させて、扉を切る。」

ア「おぉ〜。」

圭「ケイ、いつの間にそんなもの作ってたんだ?まあいい。ここからは二人の力で

 皆を救出しなさい。」

ケ「アスカと二人・・・はぁ。」

ア「何?」

ケ「い、いやぁ〜、そのぉ〜。」

ア「まあ、いいや。よし、行こう!」

二人は圭一郎の部屋を出て、超特別管理室に向かった。

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黄緑◆veI:2016/06/13(月) 16:54 ID:IR6 [返信]

またまた小説書きます(*^▽^*)
次回かその次で完結かも(@ ̄□ ̄@;)!!
ってことで、>>267の続き(*^^)v

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「謎 〜アスカ一人の救出作戦〜」


翼の部屋の前に着いた。

ケ「じゃあ早速分解して・・・。」

ア「待って!」

扉を分解しようとするケイを、アスカが呼び止めた。

ケ「なんだ?」

ア「一回体当たりで開くか、試してみたいの!」

ケ「・・・・・・・・・・・・(開くわけないだろ。)」

ア「ね、いいでしょ。」

ケ「じゃあ、やれば。ケガしても知らないけどな。」

ケイがOKした瞬間、アスカが扉から離れて、走って体当たりした。が、

ゴキ―ン!

アスカの力ではびくともしなかった。

ア「う、開かないなんて・・・。」

ケ「じゃあ分解するぞ。」

ケイは扉の分解を始めた。

しばらくして、扉が完全に壊れた。

ア「よし、じゃあ、しゅっぱーつ!」

二人は部屋に入った。

その真ん中に、棒がたっていて、そこにロープではなく、鎖でつながれた、

翼がいた。

ア「お父さん、なんで鎖なの?」

翼「最初はロープで扉ももっともろかったんだけど、暴れて脱走したら捕まってね〜。

 それでこの頑丈な部屋に閉じ込められたってわけさ。」

ア「…………………………」

ケ「・・・・・・・さすがは親子。考えることが同じだ。」

ア「っと、とりあえずここから逃げて!」

ケ「おじさんは、ぼくの父さんと一緒にA室とB室の人を救出してくれませんか。

 ぼくとアスカはC室とD室の人を救出します。救出したら学校の体育館に

 運んでください。」

翼「分かった。じゃあ。」

翼は圭一郎の部屋へ向かった。

ア「C室、D室って何?ケイ。」

ケ「後で説明する。それよりぼくたちも行こう。」

アスカとケイは歩き出した。

   *

実「美華子さん、優月起きませんね・・・。」

水「大丈夫かな?」

水夏は無事、回復したが、未だに優月が目を覚まさない。

美「優月、おーい。」

実「優月―、助かったんだよー。」

水「目の前に食べ物あるよー。」

三人が呼びかけても反応はない。

実「美華子さん・・・、まさかってことは・・・ない・・・ですよね?」

美「まだ脈があるから大丈夫だとは思うけど・・・。」

水「そうだ!ほっぺたをたたいてみない?」

美「いいわね!じゃあ、行くわよ!」

ペチン、パチン!

   *

アスカとケイはC室に着いた。

ドアの前に来て、アスカが器用に鍵を開ける。

カチャカチャ、カ!

どうやら開いたみたいだ。

ア「おっ邪魔っしま〜す!皆、無事?」

そこにいたのは、理央ら高等部の先輩たちだった。

理「アスカ〜!来てくれてありがとう!」

アスカは理央たちを誘導して、C室から救出した。

ケ「後はD室だな。鍵開け頼む。」

ア「リョ―カイ!」

アスカはまた器用に鍵を開けた。

カチャカチャ、カ!

中にはクラスメイトなどの同級生がいた。

和「アスカちゃん!」

ア「和花!皆!」

アスカはD室から皆を救出し、自分の学校へと歩いて行った。

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