怪盗レッドのオリジナル小説書いてみます!(7)

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787:恋翔◆yo:2016/12/11(日) 13:57 ID:hzI

>>783の続き
NOside

「殺れなかったのかい?」

何時もの笑顔でニックはそう訊く。
弐はビビっているが、珊瑚は何故か嗤った顔でこう答える。

「ええ。ってか殺る気ないでしょ」

「何故気付いたのか、教えてくれないかな?」

「えっ!」そんな叫び声を上げる弐を三発殴ってから珊瑚はこう答える。
弐は放心状態だ。当たり前だろうか。

「怪盗レッドは貴方のお気に入り。お気に入りを殺るか?それにここ来た時あんま怒ってなかったし」

「流石だね」

ニックと珊瑚は笑っている。弐は漸く放心状態が解けた様で考えこんでいる。

「で、用件は?」

珊瑚の一声に弐は弾かれた様に顔を上げる。ニックも少し驚くが、直ぐに表情を戻す。

「この学園に入ってくれないかな?」

資料には、私立春が丘学園と言う文字並べてある。
珊瑚はちらっと資料を見ると、「何故だ?」と、当たり前の疑問を零す。

「紅月 飛鳥と言う生徒がいてね。楽しそうな学園だそうだ。普通の人付き合い何かをやって貰いたくてね」

珊瑚の声が聞こえたかの様にニックがそういう。
珊瑚が怪しそうに目を顰め呟く。

「建前は分かった。本音は?」

と。それに対してニックはこう言う

「君達の従兄弟も通うそうだ。それに怪盗レッドは紅月家じゃないかと言う情報があってね」

珊瑚が「それが本音か」と言うと当たり前の様に頷く。

「分かった。行けば良いんだろ」

と吐き捨てる珊瑚。弐は驚いているが、「OK」と呟く。

「ああ。それと転校は明日だ。気をつけてね」

珊瑚達は絶句する。そしてそのまま部屋を出て行く。


ー切りまーすー

いきなり場面が飛びます。
かなりいきなり場面が飛びます。(何時もの事ですが......)


恋翔◆yo:2016/12/11(日) 19:39 ID:hzI [返信]

>>787続き!
注意:ワービックリソノヒノアサマデトンデルネー
書き忘れていた事:lは高一15歳、滋降は中三14歳(修鵺は15歳)
設定変更:lの特技は狙撃、精神安定、剣道、ピッキング。
今度こそ小説更新!
アスカside

「ねえ、知ってる?今日、転校生が四人も来るんだって!」

いつもの様に教室に着いたら開口一番実咲がそんな事を言った。
えっ!ててて、転校生が四人っ!!

「多っ!」

あのケイですら驚いた顔をしている。
っても多過ぎない?

「えっとね、私達のクラスに一人、中三の同じクラスに二人、高一に一人だって!」

ええ!私達のクラスに転校生来るんだ!やった!!

「私達のクラスに来るんだね!」

「うん、そうみたい!」

実咲の声も弾んでる。きっと嬉しいんだろうな〜。
其処から誰が来るかな〜なんで話をして席に着いた。

「ホームルーム始めるぞー!」

すっご!席に着いた瞬間に担任が来た!!
今日良い事あるかも!!

「早速だが、転校生が来た。零嶺 莉捻さんだ。仲良くしてやってな」

と、在り来たりの台詞を言って担任が下がる。
お、どんな子かな!?

「零嶺 莉捻です!兄が探偵をやっています!宜しくお願いします!」

あ、兄が探偵ぇぇぇぇぇ!!!!!私、大丈夫かなぁ...
それにしても元気な子だ!仲良く出来そう!

「先生、残り時間が少ないので一時間目は質問タイムでどうですか?」

って、実咲が言った。ナイス実咲!!
先生が了承し質問タイムになった。何故かケイも質問していて。
あ、ケイが当たった。

「零嶺って、零嶺財閥の事ですか?」

え?零嶺財閥?後でケイに聞いてみよーっと!
「はい」あれ?なんか悲しそうな声だ。
やっぱり、ケイに聞いてみよーっと!
そして授業が終わった。あれ?皆ケイに直行していた。

「なあ、零嶺財閥って何だ?」

あ、皆同じ疑問だったんだ。
ケイ少し呆れた様な声でこう答えた。

「零嶺財閥は崩壊した財閥。僕らが3、4歳ぐらいの頃放火されて建物が燃えて崩壊した。」

「なあ、もっと詳しい情報ってないのか?」

クラスメイトの一人がそう聞くものの、

「本人に聞け」

と冷たく返す。取り敢えず怒鳴ったら話すと言った。良かった良かった。

「その時財閥の所長は、悪魔だ!と言って子供四人と奥さんを放置して逃げたらしい。二人は普通に逃げた。
もう二人は、其処にあったナイフで母親と父親を殺って逃げた。だがその内の一人は目元に大火傷を負ったそうだ」

えっ…殺って逃げた………どうしてそうなったのかな。どうにかならなかったのかな。
皆も固まっている。恐らく本当か信じられないのかな。私もそうだし。

ー切りまーすー

此処でも設定追加。
lの右目は義眼。右目辺りに大火傷の跡があり、皮膚が焼け爛れている


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