怪盗レッドのオリジナル小説書いてみます!(7)

葉っぱ天国 > 二次創作 > スレ一覧
790:恋翔◆yo:2016/12/11(日) 19:39 ID:hzI

>>787続き!
注意:ワービックリソノヒノアサマデトンデルネー
書き忘れていた事:lは高一15歳、滋降は中三14歳(修鵺は15歳)
設定変更:lの特技は狙撃、精神安定、剣道、ピッキング。
今度こそ小説更新!
アスカside

「ねえ、知ってる?今日、転校生が四人も来るんだって!」

いつもの様に教室に着いたら開口一番実咲がそんな事を言った。
えっ!ててて、転校生が四人っ!!

「多っ!」

あのケイですら驚いた顔をしている。
っても多過ぎない?

「えっとね、私達のクラスに一人、中三の同じクラスに二人、高一に一人だって!」

ええ!私達のクラスに転校生来るんだ!やった!!

「私達のクラスに来るんだね!」

「うん、そうみたい!」

実咲の声も弾んでる。きっと嬉しいんだろうな〜。
其処から誰が来るかな〜なんで話をして席に着いた。

「ホームルーム始めるぞー!」

すっご!席に着いた瞬間に担任が来た!!
今日良い事あるかも!!

「早速だが、転校生が来た。零嶺 莉捻さんだ。仲良くしてやってな」

と、在り来たりの台詞を言って担任が下がる。
お、どんな子かな!?

「零嶺 莉捻です!兄が探偵をやっています!宜しくお願いします!」

あ、兄が探偵ぇぇぇぇぇ!!!!!私、大丈夫かなぁ...
それにしても元気な子だ!仲良く出来そう!

「先生、残り時間が少ないので一時間目は質問タイムでどうですか?」

って、実咲が言った。ナイス実咲!!
先生が了承し質問タイムになった。何故かケイも質問していて。
あ、ケイが当たった。

「零嶺って、零嶺財閥の事ですか?」

え?零嶺財閥?後でケイに聞いてみよーっと!
「はい」あれ?なんか悲しそうな声だ。
やっぱり、ケイに聞いてみよーっと!
そして授業が終わった。あれ?皆ケイに直行していた。

「なあ、零嶺財閥って何だ?」

あ、皆同じ疑問だったんだ。
ケイ少し呆れた様な声でこう答えた。

「零嶺財閥は崩壊した財閥。僕らが3、4歳ぐらいの頃放火されて建物が燃えて崩壊した。」

「なあ、もっと詳しい情報ってないのか?」

クラスメイトの一人がそう聞くものの、

「本人に聞け」

と冷たく返す。取り敢えず怒鳴ったら話すと言った。良かった良かった。

「その時財閥の所長は、悪魔だ!と言って子供四人と奥さんを放置して逃げたらしい。二人は普通に逃げた。
もう二人は、其処にあったナイフで母親と父親を殺って逃げた。だがその内の一人は目元に大火傷を負ったそうだ」

えっ…殺って逃げた………どうしてそうなったのかな。どうにかならなかったのかな。
皆も固まっている。恐らく本当か信じられないのかな。私もそうだし。

ー切りまーすー

此処でも設定追加。
lの右目は義眼。右目辺りに大火傷の跡があり、皮膚が焼け爛れている


恋翔◆yo:2016/12/13(火) 21:30 ID:hzI [返信]

>>784のディナぐらい暇なんで小説書こう!
さらっと存在を忘れられていた滋降(弐)side(←これ重要)
あ、>>790、前ですね。(莉捻が自己紹介しているくらいの時間です)

えーと、今僕は皆の前に並んでいる訳で、えーと……
何時もは無駄に働いているIQ191の頭脳が全く動いてくれない。
…………………全く、使えない頭脳………

「紅月 滋降です。高校生の姉が居ます。宜しくお願いします。」

取り敢えず、普通に挨拶をして置く。僕は''普通''の生徒だからこれで良いよね?
と脳内の姉に訊いてみる。「知るか」と返されそうなので、その姉を消す。
姉が血みどろになって倒れる__そこまで考えた時、隣から声が聞こえたので、そっちに意識を戻す。

「零嶺 修鵺。探偵だ。」

うわー探偵だー。てかこの愛想の無さ。軽く吹きそうになるのを堪えつつ隣の零嶺をジト目で見る
意外に零嶺はモテるみたいだ。緑の髪とか違和感しか感じないけれど。

「先生。質問タイムにしません?」

クラスメイトが、そんなことを言い出す。うわーガキだー。それを許す担任も担任だけど。
零嶺………か。既に僕の意識は、クラスメイトの質問よりもそっちに向いてる。
懐かしさ………はないか。まあ、殺って逃げた僕にはそんなものないに決まってるけど。

「おい。質問」

隣の零嶺の声でふっと気がつく。零嶺にコソッと聞くと教えてくれた。家族…構成ね。

「義理の母親と、姉と、僕です。」

その瞬間溢れる同情と軽蔑の目線。………だから言いたく無かったのに。
零嶺も同じ様な物だと思うのに何でこうも視線が違うんだろう?
まあ、言われなくてもわかるけど。
なんやかんやで一限目が終わる。………本当に嫌だった………

ー切りまーすー
珊瑚目線で同じ所を書く!
次回予告!(滋降「何するの?」黒笑)
「珊瑚さん、自己紹介で、あたふた」
是非、見て下さい!


恋翔◆yo:2016/12/14(水) 16:11 ID:hzI [返信]

訂正!飛鳥達が中二なら理央先輩高二じゃん!という事でl、高二(16)です。
>>790>>811、 で出てきた零嶺財閥、過去編。
そして何気に初めての修鵺side

俺は従兄弟の家に来ていた。(唐突だなおい。 by糞作者)
零嶺財閥の本拠地とだけあってでかいな……その程度の感想しか無かった。
その従兄弟の家に来る前、父親はこう言ってた。

「兄さんの嫁さんは体調が悪いそうだから近付くな。それに従兄弟とも余り仲良くするなよ」

従兄弟なのに仲良くするなってどう言う事だ?と思った筈だ。……確か。
あの父親、面倒だからな。言われた事は守った方が良さそうだ。
その従兄弟と会うのにも、大人の付き添いという名の見張りがいた。
……面倒。

「l。宜しく」

俺の従兄弟は、あった時それだけで興味ない様にPCに向き直る少女とその少女を軽く殴り謝る少年の二人だった。
少女__lは俺以上に無愛想らしい。妹の莉捻がlに向かって怒っていたが知る必要もない。

「御免ね。姉さん、無愛想だから。僕は滋降、宜しくね」

少し笑って言う、滋降。弟らしい。こっちの方が遥かに好感度がもてる。

「私、莉捻!そしてこっちがお兄ちゃんの修鵺!宜しく!」

妹が二人分の自己紹介をしている。正直、自己紹介しなくて済むので、助かった。
lは、短めの白髪に少し怖く感じる紅い目。それに対して滋降は、短い黒髪に綺麗な蒼い目。
………此奴ら本当に兄弟か?本気でそう思う。

「聴いてる?」

lに対して怪しげな声を出す莉捻に、

「聴いてる。莉捻、修鵺だろ」

こっちを向く事なく答えるl。まあ、後ろ向かなくても聞こえるのはわかるが。
無愛想過ぎだろ。自分の事を棚に上げ、本気でそう思った。
そこから30分ぐらい談笑していた。まあ俺とlは聞くだけで基本的に滋降と莉捻しか喋ってないが。

「火事だーー!!」

唐突にそんな声が聞こえてきた。驚いた事に一番動くのが速いのはlだった。
小さく溜息を付いて、PCを閉じ、ドアを開ける。残念ながら、俺、莉捻、滋降はそんな速く動けない。

「行くぞ。………置いてっていいのか?」

lの呆れ声が聞こえて漸く我に返り、俺を含めた三人が動いた。
我先にとドアへ駆け出し、lに飛びつく。………俺はやらないが。

「よし、行くぞ」

頼りになる。普段は余り逢いたくないが、この時は別だ。
普通に歩き始めた時、lの顔が歪んだ。どうしたのか聞いても答えてくれなかった。

「こっから逃げろ。母さんを見てくる」

そう言われて俺と莉捻は逃げた。
暫くして、女の人の悲鳴が聞こえた。lの声では無い、誰かの声が。
突如、俺の隣の男の人が誰かの名前を言いながら泣き崩れた。
旦那様!と聞こえたので恐らく、この財閥の所長なのだろう。

「ねえ、l達、大丈夫かな?」

その声を聞いた途端、隣の泣き崩れていた人が驚いた顔になった。

「知っているのか?」

「ええ」

莉捻が答える。

「じゃあ忘れろ!彼奴らは、悪魔の子だ!!」

悪魔の子?そんなんじゃ無い筈。俺が見た限りでは、普通だ。
でも、剣幕が、ヤバかったので、頷くしかなかった。
その時。血に塗れたナイフが飛んできた。
そして隣の男の人に突き刺さる。投げられた方を見ると、嗤ったlが。呆れた滋降が。
こっちを見ていた。莉捻も見たみたいで、肩が怒りで震える。
lがその時火に襲われた。目元が燃え、痛い筈なのに嗤って。

「怖い」

俺はそう思った。

ー切りまーすー

はいはい、過去編終わり!
lと滋降の美華子さんと出逢うまでの話なら書くけど、一旦終わり。
次からは学園に戻っていきます。


全部 <前100 次100> キーワード