>>617 続き!
棗side
ちゃんと歩けるようになった俺は、一度自分と林檎との家に帰り、1人ソファでテレビをつけ飲み物を飲んでいた。
ペルレッドに声をかけて林檎が目覚めるのを待ってもらった。
アメリカに来て早々、Zを滅ぼすという任務を終わらせた。
だけど、あと数カ国もの国々があるだろう。
ブラジル、イギリス、イタリア、エジプト、ロシア、インド。。。。
まだあるに違いない。
アメリカに上陸してあと5日でもう1ヶ月だ。
学校に出席した日数、1日。
病院で過ごした日数、25日。
ラチ
ここでつまずいてたら埒が明かない。
1人で潰していこうか。
学校に出席していると偽って、1人で旅。
旅といっても、Zを潰すこと。
だけど、俺のアリスがもつかわからない。
世界中のZの人々が俺のアリスのことを理解しているはずだ。
裏のブラックリストに死神と黒猫の名前はありそうだな。
そんなことを思いながら。俺は、引き出しから便箋をだした。
-Dear.Mikan Sakura
and
Ruka Nogi
and
Hotaru imai -
半年ぶりに来ました(^^;)
古スレあげ、すみません!!!
>>618の続き
in日本 蛍side
朝から寮の廊下中を響かせる目覚まし時計.
(犯人は決まってるわ.)
(いつも通りドカン砲でも持ってってやるか.)
安眠妨害の犯人を襲撃しに行こう、そう思いドアに手を伸ばした.
「あれ…」
10秒前の静かな寮に戻った.
いつもなら、あと2分は鳴り響くはずなのに.
もう一度寝るかと安心感を抱いた.
「ほーたーるぅーーーーーーーー!」
(安心した私が間違ってたらしいわ.)
すぐさまドカン砲を持ち直す.
3,2,1…
ドカンッ
「いててて…朝からそんなことしなくていいやん!!」
「その言葉まるっきり返すわ。
で、朝っぱらから何のよう?」
「あんな、起きたら枕元にこれが置いてあってん。英語で書いてあってな、英語読めなくて。読んで欲しいねん。」
そう言って、手に持っていた白い封筒を差し出した。
怪しげに手紙を取り出し、読む。
目を疑った。
「蛍どうしたん?」
これが嘘だと、世界が証明して欲しかった