ヤバい.......。
このスレが消滅したら嫌なので続きを書きます!!
ということで、>>573の続きです。(久しぶり〜とかそんなレベルじゃないですねw)
「あなた、ストレートに言っちゃうとホントはかなりの馬鹿なんじゃない?相棒と話してる雰囲気からして、相棒に頼りっぱなしの、自分であんまり考えないタイプに見えるのだけれど」
なっ.....!
バカで悪かったね!
「そうですよ!どうせ私は1人じゃなんにも出来ないタダのバカですよーだ」
「あら、怒らせちゃったかしら?……っていうか、あなた、仕事の時と普通の時って喋り方が違うのね」
ああ、そりゃまあ声色も喋り方も変えてるしね。
「いや、それはそうなんだけど…...。喋り方だけじゃなくて、なんかこう.....雰囲気的な。仕事の時は妙に生き生きとした自信に満ち溢れた感じがするのよね」
え.....ええええええ!!!
嘘でしょ?!
ってことはケイと同じってことだよね?
仕事の時は自分を俺って呼んで、自信に満ち溢れた男の子らしい別人のもう1人を持つケイと!
そ、そんなの.....嫌だあああ!
こんな会話と共に私はブラッドと着替えを済ませた。
「うぅ.....」
「「??」」
2人は何があったのか分からない、というふうに小首を傾げている。
うなだれてるのは私だけ.........。
いいもん!私の胸の内を知ってるのは私だけだもんね!
こんなことがありながらも、ケイとブラッドと3人で、家へ向かって歩き出した。
お久しぶりです!
母親がいないので、小説書きます!
えーと、前回は...>>645ですね。
〜ブラッドside〜
今は仕事で、怪盗レッドから宝石を取り戻そうとしてる最中。
つまりは戦ってるってこと。
前にレッドに会った時は、見るからに強そうな、かなりの筋肉がついている大男だった。
でも今目の前にいるのは、細めの体つきをしている、赤みがかったような明るい茶髪をした少女だった。
そもそも私を覚えていないみたいだし、別人だと思って良さそう。
かと言って、この前の事件で偽レッドが出てきたけど、前のレッドと今のレッドでは大分似ている部分がある。例えば戦い方とか立ち回りとか。
何らかの繋がりがあると見て間違いなさそうね。
今は宝石を盗み返そうとしているんだけど、この子がなかなかしぶとい。
私が攻撃をする度に器用に全てを避けていく。
いや、それが狙いなんだけど。
攻撃を避けるのに精一杯という状況にさせて、宝石の注意が薄くなった隙に、近づいて盗み返すというのが私のやり方。
でもこの子は、私が攻撃をして近づいていく度に距離をとる。体力も減っている様子がない。
このままじゃ埒が明かない。
スタンガンを失い、レーザーガンに切り替える。
レッドは攻撃を避け続けながら、私をじっと見てくる。
その目の中に濁りはない。美しいほどに澄んでいる。
まるで...私の母親のようで.....。
思い出してはいけない、記憶から消し去ったはずの私の母親の顔。
罪悪感がこみ上げてきて、引き金に触れている指が自然と震えてしまう。
今私がやっていることは、絶対に許されないこと。
でも.....
後戻りなどもっと許されることではない。
温かい日常など、私が手にできるものじゃない。
そう思った瞬間、視界がぼやけた。
まさかと思ったが、やはり涙だった。
私は急いで目を拭ったけど、もう遅かった。
レッドが驚いたように目を見開いていた。
一旦切ります。