あ、小説でしたね、書きます
「安定……やめろよ安定ぁ!!!」
「清光ぅ……なんで逃げるの?
死んだらまた沖田くんに会えるんだよ?3人で過ごせるんだよ?」
安定のその目に光は差してない。
右手には自分自身である、刀。
そこには俺の血がべっとりと付いていた。
安定が切りつけたせいで、俺は血だらけ。
重傷だ。
安定は俺を部屋の隅に追いやり、腕を切りつけた。
「うぁああああっ!!」
「清光?ごめんねいたいよね
でもすぐに終わるから。すぐに沖田くんに……」
と言いながら、安定は体のあちこちを切っていく。
「や……やめろよ……………安定………………
こんな…………ことしたっ………て…………意味無いよ………」
俺が必死で声を絞り出すのに、安定にはもう俺の言葉も届いていないようだ。
「沖田くんに………会える…………やっと…………3人で…………………」
と、うわ言のように呟いている。
「安定ぁ………もうやめろってぇ………………」
頬に涙が伝う。
こんな………こんな終わり方…………嫌だ…………
あの人には会いたいけど、こんな方法で会えるわけない。
「安定………安定………………!」
*.:・.。**.:・.。**.:・.。**.:・.。**.:・.。**.:・.。**.:・.。**.:・.。**.:・.。**.:・.。**
血まみれになった服。
畳に落ちる綺麗な手。
涙を流して倒れているのは、さっき僕が刺し殺した加州清光。
………嬉しい…………
……………………やっと……………沖田くんの元に……………………
今清光を殺した自分自身を、首元に持っていく。
悔いなんてない。
「また……………3人で……………………』
『清光。――――――――』
終わりです。駄文すいません。
スレ主さんの小説も読んでみたいです!
>>3->>4 早速ありがとうございます…!ご要望は書けば誰かが書いてくれる()と思いますので、…書かなかったら私が書きます()。
来派。破壊有り。
あくまで「二次創作」なので鵜呑みにしないでください。
ーー
明石国行は海を見ると吐き気を覚える。その理由は、彼が贔屓している蛍丸が関係していた。…実際に明石が酷い目に遭ったわけでも何でもないが、蛍丸のことを考えるとどうも辛い、と明石自身がいっていた。
そんな事を知らない審神者は、明石と蛍丸、修行を終えた愛染や、そのほかの短刀ーー全て修行から帰ってきた刀ーーを江戸に出した。
「国行、大丈夫?」
「蛍丸。…安心しいや。自分、そないに弱くないですわ。」
「そう。」
そないな事よりこん状況をどないにかしようや、と明石は笑いながら言う。蛍丸は、不安そうな顔で彼を見上げる。何か言おうと、口を開いた時、
「敵襲や!」
銃が此方へと撃たれる。此方も負けじと反撃するが、押されている。蛍丸と比べて練度が低い明石の刀装は全て剥がされていた。
「……気を付けて。」
小夜左文字が、明石にそう言うが届いていないのか、否か、返事をせずに敵に突っ込んで行く。
「あっ、国行!……ごめん。」
「……いいよ。行こう。」
小夜左文字も、敵に一撃を食らわせる。…そうだ、ここは戦場だ。自分の身は自分で守る。国行だってそれも分かっているはずだ。
…今はまだ、大丈夫。そう、自分に言い聞かせ、此方へ向かって来る敵を薙ぎ払った。
ーー
短編になるつもりが長くなりました…。また、今度書かせていただきます!