[告白予行練習]
>>5
1.告白
>>6.>>7
2.性別幼馴染み
>>9.>>10(前後編)
3.どうして俺なんだ!?
4.(気づく)
私は、やっとこさ昼休憩になって屋上に行った。
「パンを買ったんだ」
「なっちゃんいつも旨そうだよね」
「そうかな、あかりも旨そうだよ」
私とあかりが喋りながら美桜もお弁当を開けて見てみたら美桜も旨そうだった。
「美桜が作ったの?」
「うん、早く目覚めてやらないとムリだからね」
「二人凄いね……」
私は料理が苦手だから二人が羨ましく思う。
「なっちゃんも、出来るよ」
「そうかな?」
それを言っていながら昼ご飯を食べる私達ですけど、少し春樹からの【告白予行練習】をしろよって言われた言葉がどうにも上手くいかないから迷う。
「ちょっと、二人はゆっくり食べていて少し春樹に用事っていうか話があるから中に入るね」
「えっ?」
「なっちゃんどういう事ーー?」
私は二人の言葉を背中を向いていても届いたけれど知らない振りをした。
廊下から春樹が昼休憩によくある癖だから探し出すのには苦労する。
走って探し回り見つけた桜色のピンクのセーターを着ている金髪の姿は幼馴染みの春樹だと思って叫び呼んだ。
「春樹!!」
春樹は驚いたのか、何だって表情で私を見て私は春樹に今度は何したらいいかっていう相談をしてみた。
「はあ〜、何でこんなところまで協力しないといけないわけ?」
「……?,春樹が言ったから?」
私は首を傾げて言う映研の部室で私が春樹も片想いしているっていうから春樹が私相手に【告白予行練習】をしてみた。
「好きだ、冷やかされても好きだ!!」
「…………うん良いよ」
ガタッって物音がしたので春樹は今さっきの赤面が嘘みたいに平然としている。
「今さっきの物音何かな?」
「風だろう…」
私はたぶん春樹は美桜が好きなんだって確信してしまった。
「どうするんだ、夏樹本番やるのか?」
「えっ、ええっとわからないけど優が私の事を応援しているからね……嘘の言葉なのにね」
私は、気づく幼馴染みから告白して距離感が空いてしまうと戻れないかも知れない事を春樹は私と優を結ばれて欲しいから応援してくれるから嬉しくなる。
「じゃあ、放課後やるのか?」
「わからないよ」
私はこのあと思いも知れない事が,私と優に起きるのはまだ知らなかった。
[告白予行練習]
1.告白
>>6-7
2.性別幼馴染み
>>9-10(前後編)
3.どうして俺なんだ!?
>>12の続き>>13です。
4.(気づく)
春樹と喋ってから少し物音の音が気になって、教室の中を見てもしかしてもちたとあかりが見ていたらヤバいって思った誰かに聞かれるってそう感じた。
だけど、優と美桜には見られたくない聞かれたくないって春樹も感じていたりする。
それで私は何の音が分かったんです。
春樹からメールがきて《咲兄が映画研究の部室で俺と夏樹が告白予行練習しているところみたらしい,それを虎太朗と雛が聞いたんだ少し来てくれるか?》
ヤバいじゃん,でもあの二人で良かったと思いながら走った。
「あっ!なっちゃん聞いたよ、春樹からコクられたけどそれってアレなんだよね告白予行練習でしょ?」
私は雛ちゃんから後半の小さい囁き声を聞いて虎太朗も頷きながら「うんうん」って手を組みながら言っていたら雛ちゃんと虎太朗が驚いた表情で私の顔を見た。
「どうしたの,雛ちゃんに虎太朗私の顔を見てどうしたの?」
私はキョトンとしながら雛ちゃんの慌てぶりを見ながら、虎太朗がため息1つ吐きながら誰に言うでもなく虎太朗は言う。
「気になるの?」
私は虎太朗の声に驚いた何が気になるって優に聞かれたことって思いながら伏せ目にしていると誰かの人影があった。
私に近くまで来ているのは、長身の人影だ。
「…………、何が?」
私は頭の上からする方向が優の声だったため驚いた,だから雛ちゃんが慌てるのも無理ないって思った。
「何を話していたんだよ夏樹達は?」
私は雛ちゃんの顔を見て目配を送った。
(雛ちゃんこの話優は気付いてないよね……)
私は雛ちゃんに伝えてから,雛ちゃんも頷きながら伝えてくれた。
(…たぶん、鋭いけどなっちゃんが知っている様にお兄ちゃんは鈍いため気づかないよ)
私は、そうなのかなって思いながら優が私の顔を見下ろして言う。
「なっ,何優!?」
私は春樹がこのバカ弟と優の妹の可愛い雛ちゃんに分かってくれる様に言ってあとは春樹にメールするだけだからね……って言っても何この優の視線は――。
「お前、6月に入ってから梅雨入りするって言うのに寒くねえのか?」
「……!!,えっうんそれに雨今日降らないって言っていることだしね」
私はそう言って春樹にメールを素早く送っている時にも、優が廊下を前に見ている同時も私は春樹にメール送信しておいた。
「でも,今日降らないって言わなかった様な気がするけどね。 お兄ちゃんも見たよね天気予報」
優は「確かに降るって言ってた」クールに雛ちゃんの言葉を返すけど、虎太朗は逆に言う。
「違うな、俺は晴れだとTVで言っていたぜ」
虎太朗が言ったら雛ちゃんはムキになって虎太朗に言う。
「虎太朗が言って当たったこと無いじゃん」
私は何でかなって思いながら雛ちゃんがどんどん大人びた女性になっている。
「ひでぇな,まあ良いや教室行くぞ雛」
「あっ、またねなっちゃん。 虎太朗待ってよね…もう」
二人は階段の方向で走って私と優から見えなくなってしまった。
優は虎太朗と雛ちゃんが見えなくなってからブレザーを私に羽織らせた。
「えっ!?,何急に!」
私は慌てて優の顔を見て気恥ずかしさを覚えはじめた。
「何って今さっき言った様に寒くねえのか? 風邪引いても知らないからな」
優のぬくもりが伝わって来て私が立ち止まっていると,先に行って歩く姿の優が振り返って言う。
「何立ち止まっているんだよ、置いてきぼりにするぞ」
私は大きく頷き優の背中を目掛けて走ってバシバシと私のグーの手で叩いた。
「痛っ,痛ぇよ夏樹」
「痛くなるまではしていませんから、べーだ!」
私は怒ったふりを見せ掛けてちらりと優の顔をみるけど、優はため息1つ溢した。
「怒っているふりは俺でも分かるからな、春樹も,もちたも分かるけど……もちたは微妙だな。 だけど大抵俺は夏樹の事は理解しているからな」
それって幼馴染み?
それとも恋心?
どっちでもいいけど紅く染まった表情を見られたくないため私は走った。
「おい,夏樹お前俺を置いてきぼりにしているし」
「……ゴメン先に行くね…」
私は大きく優に聞こえる様に言った。
優はとにかくズルいって気付かされてしまう。
[告白予行練習]
>>12-13(前後編)
4.気づく
5.(君のせい)
俺は飽きれ半分に何気ない感情的がある。
夏樹が走って逃げようとしていたのが少し見えた、何でだ?
少し夏樹の様子が走って行く時におかしかったから気になった。
「……俺何かしら夏樹を怒らせてしまったのか?」
そう思って俺は全力疾走で廊下を走った。
夏樹を見つけて声をかけた時に一瞬夏樹の肩がビクッとして立ち止まって顔をゆっくり振り返って見ながら俺を見てあたふたしながら言う。
「……何,優……?」
「…いや,お前の様子が少し変だったからよ……」
俺は首筋を指でかくようにして夏樹の顔を見下ろす。
「……えっ!,優もしかして私の様子が変だったから追って来たの?(クシュン)」
夏樹は俺の顔を見上げながら言ってくる言葉に俺は頷く。
「夏樹が無理している時に限って何かあるからな」
「……それって,どんな事?」
俺がイジワルな顔をしながら夏樹の顔を見て、夏樹も俺の言葉を聞きたいのかの様に見つめ返した。
「それはな、お前の顔を見て分かるんだよ」
俺は夏樹のおでこに人差し指を当てて言った。
そしたら、夏樹は怒ったかを見せかけながら頬を膨らませて訴えた。
「……それって,私の声とかも分かるの? 落ち込んでいるとか,怒ってるいるとかも全部優には分かるっていうの?」
「えっ?,いやいやそこらは何となくだよ! 幼馴染みの勘かなー?」
俺は頬を膨らませて言う夏樹に対して苦笑で言う。
「何それ,笑えないし〜」
夏樹は「もうっ!」って言ったつもりではにかんでいる表情が見えた。
夏樹が俺に告白予行練習したっていうことは、夏樹は俺じゃない男(好きな人)の事が好きって事だよな?
一体誰なんだよ!?
俺がそうこうにしてチャイムがなったから俺達は急いで教室に戻ったけど、夏樹が席に着いて座る同時に俺も夏樹の後ろの席に座っていると俺は誰かが夏樹の顔を見ている奴がいるって思った時に,綾瀬が夏樹の事を見ていた。
「榎本さんこの漫画面白かったです……」
夏樹が綾瀬の言葉を聞いて俺は何気のない感情が何なのか知った。
コレはいつまでも幼馴染みでいて気付かなかったのかもしれないけれど、この何気ない感情は【嫉妬?なのか?】って思った。
でもいずれは何気ないこの感情の正体を知るはずだって思った。
だから、夏樹に言った。
「今日は、アレやらないのか?」
笑いながら振り向かずにいた夏樹が肩をすくめて、俺の顔を見て言う。
「知らないし,今言う時!?」
俺はそんな夏樹にいつまでも君のせいだよ世話焼き夏樹。
[告白予行練習]
>>12-13(前後編)
4.気づく
5.君のせい
6.(身長差に意識した)
授業が終わってHRも終わってから,もちたが優の席に行ってから部室に行くのを聞いた。
「優は今日部室に寄る?」
私は教科書を片付けながらいると優が私の顔を見て頭をポンポンしてきた。
私は優の顔を見ようと上目遣いをして,優の顔を見た。
「そうだな、数分間だけなら部室に行けるけど今から行くか?」
優は私の頭に手を乗せたまま小さい声で言う。
「夏樹そこで座って待っておけよ」
私は一人ポツリと居座ってあかりと美桜は先にこっそり帰っていたから、つまらないって足をパタパタさせてから優は数分間って言っていたけれど、絶対に編集作業が長引くって思って教室から出た。
私は下駄箱の所まで着いてから、優に帰ること言った方が良かったかな?
靴を履きかえて外に出た。
「うわぁ,結構雨が降っているよ」
私は走り出して校門まで行くと「夏樹っ!」って私の名前を呼ぶ声のする方向を見た。
「ゆっ,優何で来たの!?」
私は少し慌てた様に驚きながら優を見た。
優は少しだけ怒っていて、私の事を怒鳴った。
「このバカッ,部室から夏樹が見えたから走って来たんだよっ!!」
「うぅ〜,一人で帰れるのに……」
私は口を尖らせながら言っていたら、優が自分の折り畳み傘を私が入れる様に斜めにした。
「ちょっ,ちょっと優私がいっぱい入っているじゃんか。 優肩少し雨に当たっているじゃん」
私は優から離れて鞄で防ごうって思って校門を出た時に,優が折り畳み傘を私に渡して言ってきた。
「俺は走って帰るから、夏樹が使え制服が半袖になって風邪を引かれるってことになってもいけないからな」
優が走り出そうとした時に私は「まっ,待って優!」と叫んで優が止まったから私は言った。
「いっ,一緒に使う? じゃないと私も困るじゃんか優の傘を借りたってことになって優が風邪を引かれるって言ったらどうもこうも鬼じゃん私?」
私は仁王立ちして優に言った。
「それもそうだな、じゃあ夏樹が俺の風邪を心配しているなら傘に入ろうかな」
優は私のところまで来て一緒に相合い傘をして帰る。
「優近いから少しだけ寄って!」
「無理な事言うなよ、これでもう十分だろ!」
私は優の身長を見て傘が傾いている事に気が付いたから、私は優が濡れない様に私の隣にくっつく様にした。
「優が少し私の方向に傾かせたから、優の肩が濡れているから私の方向に寄ってよね」
私は優の身長差に意識してしまいながら頬と耳が紅く染まっていくのが分かった。