>>9のつづき
「サトシ、他のポケモンも持ってたんだ。ゲッコウガ、カッコイイ!!」
「確か、ゲッコウガは…しのびポケモンで、カロス地方の水タイプの初心者ポケモン『ケロマツ』が最終進化したのがゲッコウガで、素早くみずしゅりけんが代表的な技ですね。」
『ゲッコウガ、久しぶりのバトルだ、気を引き締めて行こうぜ!』
「コウガ!」
ゲッコウガは、やる気に満ち溢れていた。
「なんスカ?そのポケモンは。」
「ここら辺だと珍しいっスね。」
「お前が負けたら、そのポケモンを頂いて行くよ。」
『そう簡単に俺は負けないけどな!ゲッコウガ、みずしゅりけん!!』
「コウッガ!!」
先に先制攻撃を仕掛けたのはゲッコウガだった。スカル団のポケモンたちはゲッコウガのみずしゅりけんに命中していた。
「凄い、あのゲッコウガ!とっても強いね!」
「はい。流石、サトシのポケモンですね!」
スカル団は慌てていて、急いで攻撃を仕掛けて来たが、ゲッコウガは余裕でかわしていた。
「凄いな、お前のポケモンは…」
『ゲッコウガは、前に一緒に旅をしていたからな。』
俺とカキが会話をしていたとき、スカル団のポケモンたちはバクガメスに攻撃を仕掛けた。バクガメスの甲羅に技が直撃した。だけど、爆発が起きた…。
『カキ、今のは?』
「バクガメスの甲羅を攻撃すると爆発するんだ」
『へぇー、凄いなーバクガメスは』
「ガメース♪」
バクガメスは笑い、スカル団のポケモンに立ち向かっている。
『ゲッコウガ、いあいぎり!!』
「コウッ!!」
もの凄い勢いで飛び出し、なぎ倒していた。
「後は、俺に任せてくれ!」
カキとバクガメスは、ポーズを取り、不思議なオーラをまとっていた。
「行くぞ!ダイナミックフルフレイム!!!!」
謎の技で、ポケモンが目を回し、戦闘不能になっていた。
「覚えてろっス!!!」
スカル団は逃げて行った。
>>10のつづき
『よくやったな、ゲッコウガ』
「ピーカ!」
「コウガ。」
「ゲッコウガ、カッコ良かったよ!流石、サトシのポケモンだね。」
『サンキュー。あ、俺はマサラタウンのサトシ、こっちが相棒のピカチュウ。』
「ピカチュウ!」
『俺とピカチュウでポケモンマスターを目指して旅に出ているんだ。よろしくなカキ。』
「なる程な。どうりで凄い戦いだと思っていたんだよな。」
カキは、俺たちの絆に納得をしてくれた。
それと、カキを捜していたことについての理由を説明していた。
「そうか。マーマネとスイレンはどうしているんだ?」
『多分大丈夫だろう。あ、カキさっきの技は?』
「『Z技』のことか?」
『Z技って?』
「このZリングにあるZクリスタルを使って強力な技を発揮するんだ。クリスタルは試練を行い、良い物に与えられるものであるんだ。Z技は、トレーナーとポケモンが体力を消耗するんだ。慣れれば何回も使えるようになれるんだ。」
カキの言っていることが分からなくてグルグルしていた。
『うーん、取り敢えず選ばれた人に与えられる物ということか?』
「まあ、そういうことだな。」