最近、更新していませんでした。期待していた人には申し訳ありませんでした。
では、つづきをどうぞ!
>>107のつづき
「サトシー!!!!」
サトシを全力疾走で追いかけてきたマオたち、とても息切れをしていた。
「サトシ…速すぎ……」
「悪りぃ…」
「そんなことより…ピカチュウはどうなってるんですか……!?」
「…今、ゲッコウガが探しに行ってる」
「そうですか…」
そうすると、しばらく沈黙が訪れていた。
一方ゲッコウガの方ではピカチュウを見つけたらしく、サトシに伝えようとするが……
サトシも、ゲッコウガに伝えようとするが……
(あ、あれ………?)
お互いの気持ちがすれ違い、全く届かない。
「サトシ、ゲッコウガは今、どこにいるの?」
「それが…分からないんだ…」
「「「「えっ!?」」」」「はっ!?」
『何事ロト!?サトシ、どうしたんだロト!?』
(ゲッコウガ!答えてくれっ!!!)
>>117のつづき
(ゲッコウガ……………)
*
『ピカチュウ…どこに行ったんだ…』
『…………コウガ』
『ありがとな…ゲッコウガ…。くよくよなんかしてる暇なんてないよな?』
サトシは笑顔を取り戻す。『よし、行くぞ!』と張り切って言うと『コウガ!』と言い、走って行った。
(俺は……何もやれないのか……ピカチュウ…無事でいてくれ…!)
サトシはゲッコウガに迷惑を掛けたくなくて、笑顔を作っていたが…不安そうな顔をしていたままだった………。
*
「……俺、1人でいたいんだ…。悪いが、ロトムを頼む…」