>>118のつづき
「サトシ、様子が変ですよ…!」
リーリエが言っていたことを全く気にせず森へと奥に突っ走って行くサトシだった…。
「サトシ…」
『やっぱり、サトシを連れ戻すロト!』
ロトムはサトシを探す様子。ロトム曰く『“ほっとけない”って奴ロト!』と言う。“ほっとけない”はサトシから教えてくれた最初の言葉だったみたいで、ロトムは何があっても探しに行こうとする。
「ロトムの気持ち分かるよ!」
「サトシは…何があっても…笑顔でいる…」
「あいつがいないと楽しくないもんな」
「サトシがいて、毎日楽しいって実感するよ」
「サトシは私たちの憧れですから…」
「みんなで、探そうよ!」
みんなが、サトシがいないと楽しくないという強い気持ちをロトムにぶつける。ロトムは感動をしていた(機械はならないでしょという突っ込みをしたら負け)。
「さぁ、サトシを探しに行くわよ!」
「「「「「おーっ!」」」」」
>>119のつづき
一方、サトシは森の中で1人だった……。突然、茂みがガサゴソと音がして警戒をしていたが…出てきたのはピンク色の大きくて可愛い熊だった。
「キーッ?」
「な、何だあのポケモン!?ロトム!教えてくれ……ない…か…」
サトシはロトムがいなかったことを気付き、不安という気持ちが強くなっていた。
「キー…」
熊のポケモンはサトシを抱きしめて心を落ち着かせようとしてくれていた。
「…ありがとな」
「キー♪」
すると、次は…体が大きくて草履を履いている人がやってきた。
「おや、迷子になったんですか?」
「あ、いいえ…。ところで、あなたは?」
「申し遅れました。私はハラです。」
「あ、俺はサトシです……」
自己紹介を終えていると、ハラさんはサトシの左腕を見ていた。
「む?それは……Zリング…」
「え!?知っているんですか!?」
「ええ。私も付けてますし」
「あ…本当だ。」
「それに、これを作ったのも私ですから」
「えぇっー!?!?!?」