>>140のつづき
「いた、ヤングースだ!ピカチュウ!君に決めた!!」
「ピカァ!」
「10万ボルト!」
「ピィカァ…チュウ!!!!」
ヤングースは、ピカチュウの10万ボルトを食らい目を回して倒れていた。2匹目もヤングースが現れ、さっきより、防御が少し上がっていた感じだったが、それでも、2、3発程度で倒していた。
「…もう少しだな」
もしかしなくてもあと1匹だけだと感じたサトシは最後のぬしポケモンの仲間的何かを探すが、そのポケモンは別のとこにいた。もしかしなくても…このパターンはそのポケモンが恥ずがり屋という奴だ。
「うーん……そうだ!モクロー、ゲッコウガ、君に決めた!」
「クロー!」
「コウガ!」
何故わざわざモクローとゲッコウガを呼んだかというと………
「モクロー、ゲッコウガ!穴のとこにいてくれないか!!」
「ホロー」
「コウガ」
一方、そばで見守っていたみんなは……
「あれがサトシのやり方なんだ」
「はい。サトシは、場所を駆使してバトルをし、さらにお互いを信じ合っているからこんなことができるんです!」
(カプ・コケコが認める理由は分からなくもないですな)
サトシたちは、穴を塞ぎ、サトシのところに来るようにしていた。すると、そこにはヤングース…ではなく、デカグースがいた。少し、長引いた戦いだったが、なんとかサトシが勝利していた。
「よっしゃあ!」
「ピカッチュウ!」
「モクロー、ゲッコウガありがとな」
サトシはモクローを撫で、ゲッコウガとは目を合わせて頷いた。
>>141のつづき
(というか、ハウが言っていたこと少し違ってたな…まぁ、その方が楽しみが増えるしいいか)
全くもってその通りである。そりゃあ、思いもしないと思いますよね、目の前に「取っていいですよ」レベルに祭壇にZクリスタルがあるから。
「ぶ、不用心ですね…;」
「まぁ、そう思わないで下さい」
「そうそう」
リーリエたちが会話している頃、サトシはZクリスタルを取ろうとするが、デカグースに道を塞がれた。まるで、「勝ったら通れ」的な感じだった。
それにしても……………
「でかいっ!」
「ピカァッ!?」
『通常のポケモンの3倍くらいあるロトー!』
つまり、それがここのぬしポケモンである。証拠として、不思議なオーラを纏っている。UBみたいな赤い感じとは違いオレンジ的なオーラだった(ゲームをプレイしてる人には多分分かります)。
「よし、ピカチュウ!君に決めたっ!」
「ピカーッ!」
ピカチュウはやる気に満ち溢れている。
「ピカチュウ、頑張って下さい!!」
「ぴゅう?」
「ほ、ほしぐもちゃん!出てはいけませんよ!!」ボソッ
「ん?それは…?」
真剣なバトル中なのにハウはほしぐもちゃんをジーッと見る。
「このポケモン何?」
「コ、コスモッグと言うポケモンです。私は星雲みたいにキラキラしているからほしぐもちゃんと呼んでます…。」
「へぇー」
「珍しいポケモンですな」
「じいちゃんも分かんないのかぁ…」
なんと、島キングであるハラさんも知らないというと詳細不明で何の手掛かりもない。ほしぐもちゃんは一体何者か…、これは、今後のことに影響が起きるであろう…。
一方、サトシはまだ、ぬしポケモンデカグースとバトルをしている……