>>154のつづき
「よし、こうなったらハウと勝負s…」
ピンポーン
「ピカ?」
「ん? 何だろう…」
サトシが張り切っている中、チャイムが鳴った。すぐ近くにいたリーリエが「私が出ます!」と言い、ドアを開けた。
「やっほー! サトシ、リーリエ!!」
「ハウ! どうしてここに!?」
「どうしてって、今日は大試練の日でしょ! だから、サトシたちを向かえに来たんだ!!」
ハウはそのサトシのバトルを見れるのが楽しみでテンションが上がっていた。ついでに、バトルをしてみたいとも思っていた。
「そうなんだ! サンキュー、ハウ。あ、ついでにバトルもしようぜ!!」
「いいよ! 俺、楽しみで眠れなかったし」
サトシ並みのテンションであるハウ。一同が話している時、ククイ博士も興味を湧いていた。
「サトシとハウのバトル、俺にも見せてくれ」
「ククイ博士!」
『ついでに、ボクも見るロト!』
「ロトム、録画をお願いしますね!」
『任せるロト!』
ロトムはいつの間にか録画をできるようになっていた。その理由は………
>>156のつづき
今から、数時間前のこと……
『あのサトシのバトル…とっても興味があるロト……』
サトシたちが気持ち良さそうに寝ている中、ロトムはまだ起きていた。サトシにしかできないバトルを何回か見てきて、興味を持っていた。
『サトシは、ポケモンのことを信じているロト…。その絆が、みんなを強くしているロト。』
流石、何回か見ていくうちに、理解していく。まるで、ショータみたいである。
サトシが寝ているところから離れたロトムは、周りをうろうろしていた。そんな中、1台のビデオカメラが置いてあった。それに触れたロトムは、新たなる潜在力に目覚めたような感覚的になっていた。
『感じるロト…。ボクの中で、ボクにしかできない何かが目覚めた気がするロト…!』
こうして、録画をすることができるようになった。