>>159のつづき
サトシの言葉にニャビーは心を開いてくれた。
「これでバトルができるな」
「だね。それで、サトシはどうする?」
「…モクロー、君に決めた!」
「ホロー!!」
こうして、2人のバトルが始まる。
「それにしても、なんで相性の悪いモクローなのかな?」
「いや、わざわざサトシが相性の悪いのを選んだのかは分からないが、サトシなりの考えがあるんじゃないか?」
「ひとまず、見送りましょう」
「モクロー、体当たり!」
「ホロー!!」
「ニャビー、かわして!」
「ニャブ!」
モクローの体当たりを何とかかわしたニャビー。2人の気持ちはさっきよりもよい感じになっていることが分かる。
>>160のつづき
「やっぱ、バトルはこうでなくっちゃ…」
「サトシ! やっぱバトルは楽しいよ!!」
「だろ? 俺も何回もやっても飽きないからな」
サトシとハウはお互いこのポケモンバトルが長く続いて欲しいと考えていた。
「ピカピー! ピカピーカ!!」
ピカチュウがサトシたちを応援する。
「モクローこのは!」
「ホゥー!!!!!!」
「ニャ、ニャ!?」
チュドオオオオォォォォン!!!!
「あ、あっ!! ニャビー…!!」
煙で見えなくなっていた状況…煙が消えていたときにはニャビーが目を回していた。
「ニャビー、戦闘不能! モクローの勝ち。よって、勝者サトシ!!」
「ぃよっしゃあー!」
「ピーカッチュ!!」
「ホロー!!!!」