>>160のつづき
「やっぱ、バトルはこうでなくっちゃ…」
「サトシ! やっぱバトルは楽しいよ!!」
「だろ? 俺も何回もやっても飽きないからな」
サトシとハウはお互いこのポケモンバトルが長く続いて欲しいと考えていた。
「ピカピー! ピカピーカ!!」
ピカチュウがサトシたちを応援する。
「モクローこのは!」
「ホゥー!!!!!!」
「ニャ、ニャ!?」
チュドオオオオォォォォン!!!!
「あ、あっ!! ニャビー…!!」
煙で見えなくなっていた状況…煙が消えていたときにはニャビーが目を回していた。
「ニャビー、戦闘不能! モクローの勝ち。よって、勝者サトシ!!」
「ぃよっしゃあー!」
「ピーカッチュ!!」
「ホロー!!!!」
ありがとうございます
>>163のつづき
「モクローありがとな」
「ホゥーZzz……」
「って早っ…;」
「ピカ…;」
モクローは勝ったことに嬉しくて喜んでいたがやっぱり爆睡。それを見て苦笑な一同だった。
「それにしても…負けちゃったなあ。サトシ、強いなあ」
「サトシは、相性とかに気にせずにポケモンとの絆とその場に合ったフィールドで迫力のあるバトルにしてくれるそんな人です」
「あはは、大袈裟だよ…;」
リーリエが詳しく言っていたが、まさしくそんなバトルだったと思うハウだった。
「なるほどね。これは当分バトルの特訓をしなきゃ…。あ、サトシ」
「どうした?」
「実はさ…ニャビーにほのおの牙を覚えさせようと思ってるんだけど、うまくいかないんだ…」
「新しい技には何かコツというか、集中させてやってみるといいぜ」
ハウはそんな単純なことを考えていなかったので「そんなんでいいの!?」と突っ込んだ。それをピカチュウが「ピカ」と頷く。
「本当、サトシらしいな」
『全く持って非論理的ロト』
「あっ…だけど、これから試練しに行くから特訓はそれが終わってからにしないか?」
「いいよ。じいちゃんとサトシのバトル俺、見てみたいし!」
この一言でハウはサトシのことを追究しようと思っていることが分かる。いや、正確にはバトルを見たいだけだ。
「よし、じゃあみんなでリリィタウンに行こうぜ!」
「おーっ!」
ハウの元気な掛け声でみんなはクスクスっと笑顔で笑っていた。