>>24のつづき
『俺、結構10万ボルトやられていたから慣れてるんだ。』
「え?そうなの?」
仲悪かったし……。まあ、言ってもいいか、事実でも。信じてくれるかな?
『実は、俺のピカチュウが最初のポケモンなんだ。』
「「「「えぇー!?」」」」
「マジか!?」
みんなが驚きを隠さなかった。
まあ、驚くのもムリないと思う。楽しみで眠れなくなったり、寝坊してみんなにポケモン取られたからピカチュウになったし…。そんなことを話すと、「サトシらしいね」とか言われた。
「だけど、長い付き合いだから、ピカチュウでもよかったと思うが。」
カキはフォローをしてくれた。さっきの発言でバカにされたかのような感じだったから、フォローしてくれて助かったと思う。
「そうだよ、僕は電気タイプの仲間が増えて助かったって思うよ。」
『絶対それはない。』
「そ、そこは同意してよ!?」
マーマネは突っ込んで、落ち込む。トゲデマルがマーマネをフォローしていて、和やかになった。
「ピカチュウと仲良かったんだろうね〜。」
『いや、あのときは………』
>>25のつづき
『あのときは………ピカチュウと仲悪かったんだ。』
「「「え!?」」」
「そうなんですか!?」
「全くそんな風に見えないな…」
やっぱり、信じてくれなさそうだった……。俺は、ピカチュウとの最初の出会いについて語って言った。
ピカチュウとの出会い、ピカチュウのやっていたこと、ピカチュウのやる気の無さ、そのときの俺のポケモンの捕まえ方、そして、なんで仲良くなったかのこと全部をみんなに教える。
※説明中………
『ということがあったんだ。』
「だから、モンスターボールに入らないんだね。」
マオは納得をしてくれた。その次にカキが質問をする。
「あのゲッコウガ強かったな。初心者ポケモンの1つなのにあんなに強くなって……」
「私も分かります!!」
リーリエも反応をしていた。リーリエは昨日のことでゲッコウガとの絆のチカラの姿も知っている、いや見ていた。みんなはわくわくで目を輝かせていた。