>>28のつづき
『そして1番上に着くと……………そこには、苦しんでいるガブリアスがいたんだ。』
「でも抵抗はしていたとしても…きっと彼は………」
「だろうな…」
みんなが察してくれた…。実は、あまり言い出したくなかったんだ。
『それでも、なんとかしていたんだけど、ガブリアスが落ちそうになって……』
「ちょ……!?それって……」
マオは怯えているが、普通に『ケロマツのケロムースで足止めしてなんとかなったんだ』と言う。
「良かったぁ……」
「凄いね、ゲッコウガは」
「コウガ…///」
スイレンはゲッコウガの舌の部分を撫でた。ゲッコウガは><な顔をして嬉しそうだった。
「水タイプだけにこれくらいはできて当然だな……」
『それで、俺はガブリアスを抑えてピカチュウはアイアンテールをやってガブリアスを解放したんだ。』
「凄いね!」
「流石、サトシです。」
「サトシのこともっと知りたくなってきたよ!!」
マーマネは目を輝かせていたけど、俺は…少し、真面目な顔した。
『その後………ピカチュウは俺のとこに来たんだけど…………』
>>29の続き
『崖みたいに崩れてピカチュウがタワーから落ちて行って………』
「「「えっ……………………!!」」」
女の子たちは、聞いてて怯えていた。
俺もピカチュウを守ることに必死だったけど、正直ここで死ぬのかと思ってた……。
「サトシは、何とかしたのか……?」
『俺は、ピカチュウを守るために飛び降りたんだ』
「サ、サトシ……怖かったですか…」
『あぁ……正直、怖かった。俺が死んだらピカチュウはきっと……』
俺は、少し震えていたけどそんなことはあまり気にしていなかった。そしてマオは「どうして…そこまでするの?」と震えながら言っていた。
『俺は、ポケモンが大好きなんだ。ポケモンに何かあったら困るんだ。俺は、そういうことが1回あったけど、それは…そのことの後のことだったけど…』
俺はゲッコウガを見ながら言った。みんなは首を傾げていた。
「その後は?」
『その後は、メガバシャモに助けてくれたんだ。』
「メガバシャーモは確か、バシャーモがメガシンカした姿のことですよね?」
『あぁ。俺はメガシンカを見て凄く興奮していたな〜』
「ピカピ…ピカチュ?」
『あ、ピカチュウ。もう大丈夫だ…あの話はもう終わったからな。』
「チャァ〜♪」
俺はピカチュウを撫でて元気にさせた。ピカチュウの「チャァ〜♪」は甘えているときに声を出す。
また、マオは気になったことを思いっきり発言する。
「そういえば…さっき、ゲッコウガ見ていたけど、何かあったの?」