>>2のつづき
「サトシ、買い物に付き合って〜」
『あぁ、分かった行くー!!よし、行くぜ!ピカチュウ、ゲッコウガ!!』
「ピカー!」
「コウ!」
*
ママは買い物のときに福引き券を貰ったから福引きを行なう。回したのはママのポケモンのバリヤードだ。
バリヤードはくるくる回して出てきた玉が1等だった。
俺たちは1等を取り、叫んだ。
『やったぜー!!!』
「ピッカァー!!」
「やったわね、サトシ。」
『ああ、楽しみだぜ!!新たな地方に待っているのが、新たな仲間、新たなライバル、新たなポケモン。楽しみだなー!!なぁ、ピカチュウ?』
「ピッカァ!!!」
俺とピカチュウは思いっきり、テンションが上がっていた。
明日にはアローラ地方に行くことが待ち遠しくて、今夜は眠れなかった。
>>3のつづき
次の日、待ちに待ったアローラ地方へと行く日になった。昨日は眠れないと不安を持っていたが、普通にピカチュウとぐっすり眠っていた。
『ママ、行ってくるよ!』
「行ってらっしゃい。楽しい旅を過ごしてね」
『行って来まーす!』
俺は全力疾走をして、楽しみにしていた。
*
そしてアローラ地方に着いたとき、『マサラタウンのサトシがやって来たぞー!!』「ピカー!」と初めてカロス地方に来たときと同じことを言った。
『だけど、ピカチュウ。俺たち、旅をしていてこんなにポケモンに愛されていたのは初めてな気がするんだ。』
「ピカチュ♪」
ピカチュウも同意してくれた。
ポケモンを持ってる人は相変わらず多いが、ポケモンのチカラを利用してやるのが憧れだった。
『見ろピカチュウ!リザードンだ!!』
「ピカァ!!」
人を乗せているリザードンを見て、俺たちはその跡を追った。
辿り着いたその先は…俺たちが今まで見たことのない光景だった。