>>37のつづき
「「「「「ロケット団…?」」」」」
「空へと飛んで行くのでしょうか?」
みんなは首を傾げて、その後にリーリエが冷静に対応をし、ロケット団は「「やなかんじー!!」」と調子を乗る。
『ロケット団は他人のポケモンを勝手に奪う悪い奴なんだ!!』
「その通り!」
「ピカチュウとバクガメスって奴は頂いて行くわ!」
(((スカル団より悪い奴だー………)))
一同は呆れながら棒読みで心の中で思っていた。
「ピーカチュー!!」
「そんなもの効かないわよ。電気を通さないネットよ。」
「どうすればいいんだ!?バクガメス火炎放射だ!!」
「ガメース!」
カキは慌てて、バクガメスに指示を出す。だけど、炎の技も全く効かなかった。その時俺は、衝撃でも行けるのかなと考えまくって導き出した答えが……
爆発だった。
『ゲッコウガ、全力を出せるか?』
「コウガ!!」
『よし、俺にいい考えがあるんだ!』
俺が考えついたことをゲッコウガに話し、そして決行をする。
*
そのとき、ロケット団は待っているのにイライラしていた。多分、挑発目的でいるようだった。一方ピカチュウとバクガメスは技を何回も繰り返しているがビクともしなかった。
『ピカチュウ、今助けてやるからな。ゲッコウガ、影分身!!』
「コウガ!」コウガコウガコウガコウガ
多数の影分身をしたゲッコウガが上空へと飛び、水しゅりけんを出す。
「サトシは何をするの?」
「わかりません。」
「だが、サトシなりに何か考えがあるんだろうな。きっと。」
みんなが真剣な顔をしていた。
>>40のつづき
『ゲッコウガ、俺たちのチカラを見せてやろうぜ!水しゅりけん!!』
「コウガァ!!!」
「「「お、大きい…!!!」」」
カロスリーグでショータのときの戦いで出した水しゅりけんを出し、バクガメス目掛けて投げる。
『行っけ〜!!!』
「コウガ〜!!!」バシュ
それを見たロケット団は「どこを、狙ってんのかしら」と挑発をしてきたが、バクガメスの甲羅に直撃し、爆発する。
「「え…え……」」
チュドオオオオォォォォオオオン!!!
ロケット団はぶっ飛ばされながら「それを狙っていたのかよ!!」
「まぁ、いいわアローラ初のあのセリフ言っちゃおう!」
「そうニャ」
「「「やな(ニャ)かんじ〜!!」」」と言い消え去った。
「ピカピー!」
『ピカチュウ!!』
上空からピカチュウをキャッチした。これはロケット団がいなくなったりするときのいつものお約束。
「ピカピ!」
『ピカチュウが無事で良かった。』
「ガメース!!」
バクガメスが上空から陸上に向かって落ちて来ると振動が起こったりした。バクガメスの落ちてきた勢いでみんなが跳ねた。
「大丈夫か?バクガメス。」
「ガメース!!」
カキは突然「バトルは中断にしないか?」と言い始めた。
『あぁ。俺も疲れたからな…』
「コウガ…」
そう言った瞬間ゲッコウガはいつもの姿に戻り、俺は息切れをしてきた。
「大丈夫ですか!?やっぱり、昨日の疲れが……」
『これくらい、どうってことないぜ。』