>>52のつづき
翌日、今日はスクールのお休み。サトシとリーリエは、ほしぐもちゃんを連れて出かけていた。
「久しぶりの休息だぜ」
「ピカ♪」
「サトシー!!」
マオたちも一緒に来ていた。偶然なのか奇遇なのか、よくわからない。
「マオたちもここに?」
「なんか休憩したくてー」
「私はアシマリと泳ぐために」
「アウ♪」
「そっか。カキとマーマネは?」
「僕はなんとなく」
「俺もだ」
本当に偶然というレベルだったのかはさておき、ほしぐもちゃんはビーチを見て目を輝かせていた。
「あ、遠くに行ってはダメですよ!」
リーリエが言ったことなど聞かずに周りが見えなくなっているほしぐもちゃんの前にスカル団が現れた。
>>53のつづき
「お前らしつこいぞ!」
「あのポケモンいたっす!!」
どうやらほしぐもちゃんが狙われているみたいだ。
「これは、俺たちスカル団が」
「貰っていくわ!」
ほしぐもを人質にしようとしていたがサトシは「そんなことさせないぞ!」と立ち向かった。
「俺も手伝う」
「サンキュー、カキ。よし、ピカチュウ、ケッコウガ行くぜ!」
「ピカ!」
「コウガ!」
ピカチュウとゲッコウガは、スカル団を睨み付けていた。
「行け!バクガメス!」
「ガメース!!」
スカル団もポケモンを出し、一斉にバトルを始めた