>>54のつづき
長時間のバトルが続き、ポケモンの体力が徐々に減ってきている…
そんな中、ゲッコウガは本領を発揮する。
「フルパワーだ、ゲッコウガ!」
「コウガァ!!」
ゲッコウガに水の渦が起こる。ゲッコウガのきずなへんげが始まった。それを見たスカル団は驚いていた。
「キター!ゲッコウガ格好いい!!」
「お願いします…サトシ…!ほしぐもちゃんを助けて下さい……!!」
「ゲッコウガ、行くぞ!!」
「コウガアアアァァァァ!!!」
背中の水しゅりけんが徐々に大きくなる。それを見たみんなが驚く。
「行っけえぇぇぇえええ!!!」
「コウガアァァァアアア!!!」
ドオオオォォォォォオオオオオオオン!!!!!!!
爆発が大きく、その勢いで飛ばされそうなみんなだった。そして、スカル団のポケモンは、戦闘不能になった。そして逃げて行くスカル団。ほしぐもちゃんが解放された。
「ぴゅうぴゅう♪」
リーリエのもとに走る?ほしぐもちゃん。リーリエは「無事で何よりです」と心配をしていた。そして、ゲッコウガは元の姿に戻り、お互い座り込んだ。
「サトシ、大丈夫か!?」
近くにいたカキが心配をしてくれた。サトシは普通の顔をしていて何よりだった。
「俺とゲッコウガは大丈夫。だよな?」
「コウガ」
ゲッコウガは頷き、カキはホッとする。そして、見ていたみんなが憧れていた。
「それより、ほしぐもちゃんが無事で良かったな。」
「はい!」
「ぴゅうぴゅう!!」
リーリエは満天の笑顔で言った。
>>56のつづき
「サトシってやっぱ強いね」
「サトシの強さって何!?教えて〜!!」
マオは好奇心にサトシに問いかける。サトシは悩まず即答をした。サトシ曰く「何もない。ただ、ひたすら突っ走ること、お互いを信じ合うこと」とのこと。
「サトシらしいね…」
「うんうん、サトシならではの発想だよ!」
みんながサトシの意見に賛成をする。勿論、ポケモンたちも賛成していた。
それを聞いてた緑のフクロウはサトシを見つめていた。勿論、みんなは知っていないだけど、ゲッコウガはジーッと見ていた。
「どうした、ゲッコウガ?」
「コウガ」
「そっか、何でもないんだな」
「というか、ポケモンが言ってることが分かるのか?」
サトシは「いや、なんとなく」だと言う。サトシの凄さにみんなは憧れを感じていた。