>>56のつづき
「サトシってやっぱ強いね」
「サトシの強さって何!?教えて〜!!」
マオは好奇心にサトシに問いかける。サトシは悩まず即答をした。サトシ曰く「何もない。ただ、ひたすら突っ走ること、お互いを信じ合うこと」とのこと。
「サトシらしいね…」
「うんうん、サトシならではの発想だよ!」
みんながサトシの意見に賛成をする。勿論、ポケモンたちも賛成していた。
それを聞いてた緑のフクロウはサトシを見つめていた。勿論、みんなは知っていないだけど、ゲッコウガはジーッと見ていた。
「どうした、ゲッコウガ?」
「コウガ」
「そっか、何でもないんだな」
「というか、ポケモンが言ってることが分かるのか?」
サトシは「いや、なんとなく」だと言う。サトシの凄さにみんなは憧れを感じていた。
出ますよ。緑のふくろう
>>57のつづき
「クロー?」
「ん?なんだあれは?」
緑のフクロウが飛んだままサトシをジーッと見つめる。
「サトシ、あれはモクローです。」
「モクロー?」
「アローラの初心者ポケモンだよ。私のアシマリもそうだよ。」
「そうなんだ。」
モクローは、お腹を空かせていてゆっくりと落ちてきた。
「ほら、木の実でも食べな。」
オレンの実を出したサトシ、モクローはサトシの腕に掴み木の実をおいしそうに食べている。このとき、サトシは痛いことなんて全く考えていなかった。
「い、痛そうだよ!」
「これくらい平気だぜ」
「クロー♪」
「いいんだよ、それくらい。」
「ピーカ!」
「コウガ!」
ピカチュウとゲッコウガはモクローと仲良くしていた。モクローも2匹と仲良くなった。そして、サトシのリュックの中に入っていた。
「え。」
「モクロー、サトシのリュックを気に入ったんじゃない?」
「おーい、モクロー」
「クローZzz……」
リュックの中で爆睡をして呆れる一同、サトシはモクローをゲットしたくなった。