>>58
出ますよ。緑のふくろう
>>57のつづき
「クロー?」
「ん?なんだあれは?」
緑のフクロウが飛んだままサトシをジーッと見つめる。
「サトシ、あれはモクローです。」
「モクロー?」
「アローラの初心者ポケモンだよ。私のアシマリもそうだよ。」
「そうなんだ。」
モクローは、お腹を空かせていてゆっくりと落ちてきた。
「ほら、木の実でも食べな。」
オレンの実を出したサトシ、モクローはサトシの腕に掴み木の実をおいしそうに食べている。このとき、サトシは痛いことなんて全く考えていなかった。
「い、痛そうだよ!」
「これくらい平気だぜ」
「クロー♪」
「いいんだよ、それくらい。」
「ピーカ!」
「コウガ!」
ピカチュウとゲッコウガはモクローと仲良くしていた。モクローも2匹と仲良くなった。そして、サトシのリュックの中に入っていた。
「え。」
「モクロー、サトシのリュックを気に入ったんじゃない?」
「おーい、モクロー」
「クローZzz……」
リュックの中で爆睡をして呆れる一同、サトシはモクローをゲットしたくなった。
>>59のつづき
しばらくしてモクローは起き始めた。
「モクロー、俺たちと一緒に行かないか?」
「クロー!!」
「よし、一緒に行こうぜ!!」
「クロー!」
モンスターボールを出してモクローはボタンを押してモンスタボールの中に入った。
「モクロー、ゲットだぜ!」
「ピーカ!」
「コウガ!」
「出てこい、モクロー!」
モンスターボールから出した瞬間モクローはサトシのリュックに駆け込んだ。そして、また眠り始めた。(引きニートと言うな。)
「Zzz……Zzz……」
「モクローはサトシのリュックに気に入ったんですね」
「まぁいいか…」
サトシは諦めた。人の幸せは流石に邪魔させる訳にはいかないと思っていたようだった。
「本当、サトシってポケモンに好かれてるね。」
「だな。だからZリングもあるんだよ」
カキはいつの間にか気付いていた。リーリエは間近で見ていたから知っていた。それ以外の人は気付いていなくて、サトシの左腕を見ていた。
「気付なかった…」
「カプ・コケコもサトシのこと気に入ったんだね。」
「なんか照れるな…」