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69:マジュ◆slE カプ・コケコの喋り方ってなんとなくこれですよね:2017/05/04(木) 17:17 ID:vXs

>>68のつづき
しぜんのいかりは今ある体力を1/2にする技。相性関係なしに半分にされる。

「ケコー」

カプ・コケコはサトシ目掛けて勢いよく接近してきた。サトシは防御をしていたが、カプ・コケコがZリングにチョンと触れた。

「使えってことか…?」

「…」コクリ

「分かった、行くぜ!」

サトシとピカチュウはカプ・コケコのポーズを真似してみる。するとピカチュウからオーラが纏っていた。そして、ピカチュウが最大の電撃でZ技を繰り出した。

「これが俺たちの全力だぁー!スパーキングギガボルト!!」

「ピカピカチュー!!!!」

カプ・コケコは防御をした。ピカチュウのZ技で飛ばされそうなみんなと傷がうっすらついているカプ・コケコだった。初めてにしてはなかなかのZ技だった。

「ピカチュウやったぜ!」

「ピ、ピーカー…」クテッ

「あぁっ!ピカチュウ!!」

体力を消耗したピカチュウ。それを見たカプ・コケコは納得をした。そして、また謎の空間に入る。

『…ハジメテニシテハナカナカダッタ』

「ピカァ!?」

「コウガ…」

「ピカチュウ…あれは、テレパシーだ。」

今度はピカチュウもいた。ゲッコウガもさっきと同じ状態だった。

「なぁ、カプ・コケコ。どうして俺たちに色んなことを教えてくれるんだ!?」

『…ホットケナイッテヤツダ』

「ほっとけない…か。」

そしてまた、空間は消え、もとの場所に戻っていた。それにカプ・コケコの姿が見当たらなかった。

「サトシ、何ボーっとしてたの?」

「あ、何でもない何でもない。」

どうやら、サトシ以外は見ることができないようだ。


マジュ◆slE:2017/05/04(木) 20:32 ID:vXs [返信]

>>69のつづき
翌日、今回の授業はサトシにとってラッキーなものだった。

「今日は、体を思いっきり動かそう」

「よっしゃー!」

「ピッピカチュー!」

サトシとヒカチュウのやる気でみんな苦笑い。

「僕はあまり動きたくないよ」

「ホゥ。」

マーマネとモクローのやる気のなさでみんな(ry

「動かすと言っても単純なことでもいいんだ。ポケモンと遊んだりしてもいいんだぞ!」

「つまり、歩いても動かしていることになるんですね!」

「そう言うことだ。」

*

「よーし、ピカチュウ競争だ!」

「ピッカー!」

「あ、忘れてた。ゲッコウガ、君に決めた!」

「コウガ!」

常にやる気のサトシたちに対し、モクローは………相変わらず、リュックの中で爆睡。

「よし、バクガメス行くぞ!」

「ガメース!」

カキはバクガメスを引っ張るらしい。あんなに重たいのを動かせるのだろうか…。

「アシマリ、一緒に泳ごう!」

「アウ♪」

スイレンと一緒に泳ぐアシマリ、ほしぐもちゃんと楽しくお散歩をするリーリエ、ついでのマーマネとトゲデマル。それぞれ楽しんでいた。一方サトシは………

「ピカチュウ、あそこまで向かってくれないか?」

「ピカァ?」

「久しぶりにゲッコウガと競争したいんだ」

「ピッカー!ピッピッピッピッ…」ピュ-ン






「よし、行くぞゲッコウガ」

「コウ…」

「よーい………スタート!」


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