>>87のつづき
10分してみんなは復活していた。
「ほしぐもちゃんもう大丈夫ですよ」
「ぴゅ…」
「わりぃな驚かせて……」
「ピカチュ…」
『サトシのピカチュウは、電撃が強力ロト。』
「そりゃあ、俺の相棒だからな」
「ピーカ!」バチバチ
*
昼食の時間になり、マオが昼食を作る。今、特製アローラシチューというものを作っているらしい。
「あ〜…楽しみだな!」
「ピカ!」
「コウガ!」
そして、マオがやってくる。「ピカチュウ、お願いがあるんだけどいいかな?」と訪ねてきた。
「ピカ?」
しばらくすると、あっちから電撃を放っていることが分かる。何があったんだと思う一同。そしてマオが少し黒焦げ状態でやってきた。
「完成!特製アローラシチューをどうぞ!」
具が少し黒っぽいがおいしそうな香りはしていた。ポケモンたちにはポケモンフーズを用意する。アマカジもマオのお手伝いをする。そしてめったにないことにモクローが起きていた。多分木の実のおかげ。
「うわぁー、旨そうー!」
「「「「「いただきまーす!!」」」」」
>>88のつづき
みんなが口にすると電撃が襲いかかった。
「「「「あばばばばばばばばば!?」」」」
「クロー!?」
「アウッ!?」
「マル!?」
「コウガ………;;」
『何事ロト!?』
ゲッコウガ以外のポケモンはビビり、ゲッコウガはピカチュウを見て呆れていた。
「ピカチュウ、みんなにとってお前の電撃は強力だから少し手加減してやって欲しかったぞ…;;」
「ピ、ピーカ…;;」
「あ、サトシには分かっちゃう?実は、山吹の蜜を使うんだけど、季節外れでピカチュウを代用したんだ。ピリッとした味わいにしようと思って……」
「いや、ビリビリだし。どうしてそうなるんだ!?」
「まあまあ、落ち着いて……」
「でも、味は良かったよ!」
「それにしてもマオはこのレシピを知っていたんですか?」
リーリエの質問にマオは首を振る。このレシピはマオの兄からメモしてくれたらしい。そんなことを聞いてサトシは蜜を取りに行こうと思った。