>>88のつづき
みんなが口にすると電撃が襲いかかった。
「「「「あばばばばばばばばば!?」」」」
「クロー!?」
「アウッ!?」
「マル!?」
「コウガ………;;」
『何事ロト!?』
ゲッコウガ以外のポケモンはビビり、ゲッコウガはピカチュウを見て呆れていた。
「ピカチュウ、みんなにとってお前の電撃は強力だから少し手加減してやって欲しかったぞ…;;」
「ピ、ピーカ…;;」
「あ、サトシには分かっちゃう?実は、山吹の蜜を使うんだけど、季節外れでピカチュウを代用したんだ。ピリッとした味わいにしようと思って……」
「いや、ビリビリだし。どうしてそうなるんだ!?」
「まあまあ、落ち着いて……」
「でも、味は良かったよ!」
「それにしてもマオはこのレシピを知っていたんですか?」
リーリエの質問にマオは首を振る。このレシピはマオの兄からメモしてくれたらしい。そんなことを聞いてサトシは蜜を取りに行こうと思った。
>>89のつづき
次の日になり、マオとサトシ、リーリエで蜜を取りに行くことにした。
「悪いな。リーリエまで付き合っちゃって…」
「私は全然平気です。」
「良かったぁ。それより、どうやって蜜を探そう……」
そんなことを聞いてロトムは『ふっふっふ…』と笑う。
『そんなときは、ボクに任せるロト!山吹の蜜を探すにはオドリドリを見つけることが大事ロト!』
「オドリドリ?」
「オドリドリは蜜を吸うと姿とタイプが変化するポケモンなんです!」
説明を聞いていたマオとサトシは納得をする。ロトムが『言われたロト…』とショックを受けていた。それをピカチュウがフォローする。
「よし、オドリドリを探すぞー!」
「「「おーっ!!!」」」