>>89のつづき
次の日になり、マオとサトシ、リーリエで蜜を取りに行くことにした。
「悪いな。リーリエまで付き合っちゃって…」
「私は全然平気です。」
「良かったぁ。それより、どうやって蜜を探そう……」
そんなことを聞いてロトムは『ふっふっふ…』と笑う。
『そんなときは、ボクに任せるロト!山吹の蜜を探すにはオドリドリを見つけることが大事ロト!』
「オドリドリ?」
「オドリドリは蜜を吸うと姿とタイプが変化するポケモンなんです!」
説明を聞いていたマオとサトシは納得をする。ロトムが『言われたロト…』とショックを受けていた。それをピカチュウがフォローする。
「よし、オドリドリを探すぞー!」
「「「おーっ!!!」」」
>>90のつづき
数時間探しても、なかなか見つからなかった。
「疲れたぁ…」
「なかなか見つかんないな……」
「カジー」
「クロー♪」
アマカジの香りに近づくモクロー。ビンタされて苦笑い。
「大丈夫ですか…?」
「あぁ、よくあることだよ…」
「ん…?もしかして…」
「どうしたんですか?」
(モクローは鳥。木の実が好き。アマカジの甘い香りが木の実の勘違いだとすると……)
「そうかっ!」
「サトシ、どうしたの!?」
サトシなりの理論を言ってみると……
『名案ロト!』
「それなら…アマカジ、お願いできる?」
「カジー!」
甘い香りに反応をするモクロー。ピカチュウが止める。するとオドリドリが来ていた。
『オドリドリロト!』
「あれがオドリドリ?全部オドリドリなのか?」