>>91のつづき
「オドリドリは4つの姿があるんです。今ここにいるのがでんきとひこうタイプのパチパチスタイルのオドリドリ、ほのおとひこうタイプのメラメラスタイルのオドリドリです。」
「へぇー…」
「アマカジ、お疲れ様。」
「カジ…」
アマカジがやめるとオドリドリがどこかに行こうとしていた。
「あぁっ!逃げちゃいますよ!?」
「でも、アマカジが…」
アマカジがしわしわになっていた。それだけ苦労したんだと思う。
「仕方ない。ゲッコウガ、君に決めた!」
「コウガ!」
「サトシ、どうする気!?」
「俺に考えがある。ゲッコウガ、オドリドリを見失わないように追ってくれないか!?」
「コウガ!」
ゲッコウガが全力疾走で走る。サトシが考えていることがよく分からず、首を傾げている。
『サトシは何をする気ロト?』
「何だろうね…」
「きっと、サトシなりの考えがあるんじゃないんですか…」
>>94のつづき
しばらく待ってみると、サトシが突然反応した。
「サトシ、どうしたの?」
「ゲッコウガ、着いたのか?」
『コウガ…』
「分かった…すぐ行く。」
「ピカピ?ピカピカチュウ?」
『どうゆうことロト?サトシがゲッコウガと話しているロト。』
マオは首を傾げていたけど、リーリエは「そういうことだったんですね!」と納得をした。
「リーリエ、どうゆうこと?」
「サトシとゲッコウガは強い絆のチカラで結ばれています。サトシとゲッコウガが離れていても強い絆でお互いが分かるんですよ!だからサトシはゲッコウガを出したんですよ!」
「なるほど、そう言うことね!そうと決まったら行くよ、リーリエ!」
「はい!」
『サトシの行動は非論理的ロト。しかもあのゲッコウガも謎すぎるロト。理解不能理解不能……』
「ロトムー!置いて行くぞ!」
『ま、待つロトォー!!置いて行くなロトォー!!!!』
ロトムが空中に浮いているが、思いっきり走っているようだった。サトシはケッコウガのところへと真っ直ぐ突き進み、リーリエとマオはサトシを見失いそうになる。ロトムは完全なる出遅れだった。