ひいっと自分の喉がなるのがわかった。
人間と言っていいのだろうか。ベットに手かせをつけられた「それ」がブンブンと長い灰色の髪をふって呻いている。
恐らく
ヴァレンティノがいう「お師匠様」であろう。
ものすごい気迫で、手かせをガチャガチャといわせている。
「この家に入った我らが族以外のものはなんだ‥なんだなんだなんだ」と低い声が聞こえてくる。
「お師匠様、違うんです。僕の友達です。」
ヴァレンティノが左膝を床につけた。
>>31-33
>>35-36
ごめん、連投したせいで>>34を見てなかった
(>>37だけど、時系列的に辻褄合わせをするために>>35-36は>>34の前に起きたことってことでいいかな?「〜わけじゃないんだ」ってヴァーレが言って扉を開けた瞬間エカラットがひいってなったってことで...)